ハツユキダカラNo29

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名前 ハツユキダカラ

黄色味と青味の中間のような色ですが、左側の側面に刻みが入っているので成熟した個体だと思います。

<殻長>
約10.9㎜~60.3㎜

<分布>
房総半島以南、山口県以南~西部太平洋

<生息環境>
潮間帯~水深150m位の岩礁、泥礫底

<特徴>
殻の背面は丸みが有り膨らむ。
前後端は突出する。
成熟個体は左側縁から前後端にかけて刻みが入る。
歯列は強く刻まれ、先端の歯が発達する。

<殻の変異>
浅場に生息する個体は青味を帯び、深場では黄色味を帯びる。
深場で老成したものは側面が張り出し菱形になる。

とのことです。

参考文献『タカラガイ・ブック』池田 等/淤見 慶宏 成山堂書店
P150、151

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