DEUTSCHE GRAMMOPHON 1931

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ドイツグラモフォン(DG)の1931年総目録。
独グラモフォン社は第一次世界大戦中に敵性資産としてドイツ政府に接収され、ドイツ資本の経営母体によってレコード製造販売が継続された。そのため、同じHis Master’s Voiceの商標を用いていながら、戦争終結後は英国グラモフォン社系列とは別会社となっていた。
このカタログには索引以外の全ページにわたって誇らしく犬のトレードマークが誇らしく刷られている。別会社となった英グラモフォン社は新たにベルリンに支社のElectrolaを設立したが犬のマークは使えない。犬のトレードマークを見せつけることで、ドイツ国内での正統性を主張したのだろう。

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