Poor Richard’s Almanac / same

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アメリカでは「一家に一冊」はあったと言われるベンジャミンフランクリンによる格言集?をそのままバンド名に冠した3人組
300年近く前に版を重ね刊行されていたと言うこの格言集の表紙を模しメンバーの顔をさりげなく散りばめたたようなジャケ、アメリカ合衆国創成期っぽいヘタウマなイラストがなんとも味わい深い

この格言集「Poor Richard’S Almanac / 貧しきリチャードの暦」について色々調べてみたけど現代の人間生活にもそのまま教訓として通用するものが多く人間の本質とはやたらめったに変わる事はないのだろうなと妙に納得してしまった
以下少し抜粋みるよ

賢者には一言にして足る
言葉多くしても桝目にならず
神は自ら助くるものを助く
ものぐさは、錆と同じで、労働よりもかえって消耗を早める。一方、使っている鍵は、いつも光っている
人生を大切に思うと言われるのか。それならば、時間をむだ使いなさらぬがよろしい。時間こそ、人生を形作る材料なのだから
眠っている狐には、鶏は一羽もつかまらぬ
寝たいなら、墓場に入ってからで少しもおそくはない
時間の浪費こそ、一番の贅沢
時間の失せ物は、間違っても見つかることなし
いつもきまって時間の不足におわる
ものぐさは万事を難くし、勤勉は万事を容易にす
朝寝する者、一日じゅう駆け足、夜になっても仕事に追いつかぬ
怠け者の足ののろきよ、貧乏がすぐに追いつく
仕事を追い立てよ、仕事に追い立てられるな
早寝早起き、健康のもと、
財産を殖やし、知恵を増す
勤勉な者は願をかけるに及ばず
希望に生きる者は空腹に死す
骨折りなきところに利得なし
土地を持たぬとあらば、おのが手足に助けを借りよ
商売を持つ者は財産を持つ
職業を持つ者は有利で名誉ある官職を持つ
働き者の家には、飢えがのぞきこむことはあっても、あえて入り込むことはけっしてない
勤勉は借金を支払い、自業自得は借金を殖やす
勤勉は好運の母
勤勉な者には、神、何物をも惜しみ給わず
怠け者が寝ている間に深く耕せ、
売ったその上に、手もとにおく余分の取り入れが得られよう
今日の一日は明日の二日に値す
明日なすべき事あらば、今日のうちにせよ
怠けているところを自分自身に見つけられるのを恥じよ
太陽に見下ろされて、『恥知らず、ここに横たわる』と言われるな
猫に手袋、鼠はとれず
点滴石をうがつ
勤勉と忍耐、ついに鼠、錨づなを食い切る
小さな一撃でも、たび重なれば、大木をも倒す
暇がほしくば、時間を上手に使って作れ
一分という時間さえ容易に得られぬ以上、一時間もの時間をむだに使うな
閑暇の生活と怠惰の生活とは、まったくの別物
難儀は怠惰から生まれ、大きな労苦は無用の安逸から生まれる
骨折り仕事は何一つせず、小才を働かせるだけで暮らして行こうとする者がたくさんいるが、そうした人たちは、資本がなくなり、破産は必定
快楽は、逃げればかえっておいかけてくる
勤勉な紡ぎ手には、着がえの着物がたくさんできる
羊と牛が、一頭ずつ自分のものになった今では、
誰もかれもが、おはようと朝の挨拶をしてくれる
何度も移しかえられる木で、
何度も引越しを繰り返す家で、
動かぬ場合ほど栄えたためしは一度もない
引越し三度は丸焼け同然
店を守れ。さすれば、店、汝を守らん
仕事をやり了(おお)せたくば、自ら行け。やり了せたくなくば、人に行かせよ
畑仕事で身代起こしたく思わば、
鋤にせよ鍬にせよ、自ら使え
主人の目は、その両手にもまして多くの仕事をやってのける

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