古い表示器を整備する。

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この表示器は、私の高校時代のクラスメイトで、
総武流山電鉄に就職した、仲良しの友達から、
15年以上前に譲り受けたものです。

総武流山電鉄で1999年まで活躍した、1200形
「若葉」号で使用されていた、前面表示器です。
廃車後すぐに取り外されたため、メンテナンスも
行き届いており、コンディション抜群です。

今回、知人がイベントで展示したいとの事で、
久しぶりに貸出し展示に向けた整備を行いました。

現状は、廃車体から切り落とした状態ですが、
蛍光灯を点灯させ、幕も回転させたいとの事で、
蛍光灯の点灯回路配線にバイパス線を設け、
LED蛍光灯を点灯できるように改造しました。

現状未改造でも、蛍光灯は点灯しますが、
なぜか予備球(立派なソケットがついた裸球)と
直列配線になっており、終日点灯させると
熱で幕が傷んでしまう可能性がありました。

画像4枚目がオリジナル、5枚目がバイパス
配線化後の画像です。工事を施工した後の方が
見た目がスッキリしました(笑)
本来の電源線は、天板裏に隠してあります。

幕も種車の西武501系のものに交換し、準備万端。
昭和の香りの中に、21世紀のLED蛍光灯が灯ります。

#行先表示器 #方向幕 #総武流山電鉄 #1200形

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