徳間書店 ロマンアルバム ハイパーホビーダッシュ!!4

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平成12年1月1日発行
発行所/株式会社徳間書店

平成12年(2000年)に徳間書店より刊行された「ロマンアルバム ハイパーホビーダッシュ!!4」です。同誌で毎号、ソフビ関連の情報を扱っていた「ソフビ道(のちに「そふび道」」というコーナーで、初期のベアモデルのソフビを特集した「オールベアモデルコレクション」という記事が掲載されているので、参考資料としてアップします。
今やM1号に次ぐ、レトロタイプソフビメーカーの老舗として認知されている感のあるベアモデル。しかし記事に“ブレイク寸前”とあるように、当時はまだそれほどの人気は得ておらず、ブルマァク初期やマスダヤを思わせる「味」を重視した造形はレトロソフビ好きの間でも好き嫌いが大きく分かれるところでしたが、個人的には好きでしたね。特にスペクトルマン怪獣のギラギンドが大好きで、ベアモデル初期特有の粗さや野暮ったさが、昭和のマスダヤ的バッドセンスを上手く表現していたと思います。『シルバー仮面ジャイアント』のサザン星人、『ミラーマン』のキンダーも良かったなぁ。

#徳間書店 #ハイパーホビー #ベアモデル #ソフビ #怪獣 

https://muuseo.com/dape_man/items/303
https://muuseo.com/dape_man/items/397 
https://muuseo.com/dape_man/items/314

ベアモデル サザン星人 スタンダードサイズ 平成物
『シルバー仮面』に登場した、初の巨大宇宙人、サザン星人。 全宇宙の征服を企むこの宇宙人は、自分が侵略・占領した星に、その証しとしてサザン星の旗を立てるという、ユニークな習性を持っていました。 よく『シルバー仮面』は“ジャイアント仮面編”になって子供向けに路線変更した、なんてことが言われますが、「戦争」という国盗りゲームをカリカチュアライズしたような行動を取るサザン星人の描写に、脚本の佐々木守氏の変わらぬメッセージ性が垣間見えます。 1998年に「オールシルバー仮面コレクション」の第1弾としてリリースされた、ベアモデルのサザン星人。 今となってはマイナーなサザン星人ですが、“ジャイアント編”最初の宇宙人ということもあってか、ミニソフビに指人形、プラモデルと、当時の商品化は意外と多いんですよね。しかし、結局スタンダードサイズソフビでは商品化されなかったので、この補完は嬉しかったですね。 不動明王的なデザインを上手くレトロタイプに落とし込んだ造形で、本編の着ぐるみよりも不動明王像を思わせるアレンジになっているような気がします。 個人的にマルブルのよく出来たソフビって、神仏や神獣の像に近い感覚があるなぁ、と思っているのですが、平成のソフビではありますがこのサザン星人にも、そういう趣きがありますね。 #シルバー仮面 #シルバー仮面ジャイアント #ベアモデル #宣弘社 #ソフビ #怪獣
https://muuseo.com/dape_man/items/303
ベアモデル キンダー 赤成型 スタンダードサイズ 平成物
対インベーダー迎撃システム「キャッチャーAI」の設計図を奪うべく、S.G.Mの御手洗博士邸に送り込まれた人形が、UFOからの光線を浴びて怪獣化したキンダー。 番組が第二クールに入り、それまでの怪獣ともヒューマノイドともつかない独創的で斬新な怪獣デザインが、路線変更によって徐々に変わりゆく中、キンダーはアイアンやダークロンを彷彿させる、『ミラーマン』初期路線の残り香のような怪獣でしたね。それでいて第二クール以降の怪獣らしい重量感も備わっていて、まさに番組の過渡期らしいデザインの怪獣といえます。 キンダーは、第22話までに登場した16体の怪獣(再登場怪獣と重力マシン、ジャバラといったメカは除く)のうち、14体がブルマァクでソフビ化されたミラーマン怪獣の中で、アロザ(第18話登場)と共に当時、ラインナップから洩れてしまった怪獣ですが、そんなキンダーを平成の世に見事、ブルマァクタイプで補完してくれたのがベアモデルです。 ブルマァクのミラーマン怪獣といえば、キティファイヤーやビッグ5(カメレゴン・ビッグアイ・スフェノドン・タイガン・キングワンダー)といった、黄金期ならではの傑作ソフビが次々と輩出されていた一方で、それよりも造形が一段落ちるザイラスやノアも一緒にラインナップされていた、玉石混淆のシリーズですが、このベアモデルのキンダーは後者のラインを狙って作られているような気がします。もし当時、キンダーが発売されていたら話数的に考えてザイラスやノアの原型師が手掛けていた可能性もあった訳で、そんな“もしも”を見事に表現したソフビになっていると思います。 画像5枚目ではブルマァクのザイラス、ノアと並べてみましたが、表情の捉え方や質感など、時代感が上手く表現されているのがよく判ります。やっぱりこの頃のベアモデルのソフビは神懸っているなぁ、と改めて実感しますね。 #ミラーマン #ベアモデル #円谷プロ #ソフビ #怪獣
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ベアモデル ギラギンド スタンダードサイズ 平成物
両肘に備えたドリルと剣の二刀流で戦う怪獣、ギラギンド。 実はこの怪獣、ゴリ博士ではなく、手下のラーによって作られたもののようで、その為か、戦いの前にムエタイのワイクーを踊る奇妙な習性があったり、せっかくの二刀流を使いこなせずにスペクトルマンにつけ込まれたりと間抜けぶりが際立っていました。ゴリ博士やズノウ星人からは「馬鹿怪獣」や「ノータリン」などと蔑まれていましたが、生みの親のラー同様、どこか憎めない怪獣でしたね。 こちらは1999年に発売された、ベアモデルのギラギンド。 とにかくベアモデル初期独特の緩さというか力の抜け加減が絶妙な造形で、特徴的なギラギンドの髪の毛を垂れ耳の犬のように仕上げたマンガチックなアレンジ、荒々しくて大味なタッチはまさに往年のマスダヤが乗り移ったかのような仕上がりです。 ギラギンドは本編登場の時期的にも当時ソフビが発売されていてもおかしくなかった怪獣なので、このマスダヤテイスト濃厚な補完は本当にうれしかったですね。 #宇宙猿人ゴリ #スペクトルマン #ベアモデル #ピー・プロ #ソフビ #怪獣
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