白夜書房 馬場派プロレス宣言

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昭和57年7月15日 初版発行
昭和57年9月30日 初版第三刷発行
発行所 株式会社 白夜書房

昭和57年(1982年)に白夜書房より刊行された「馬場派プロレス宣言」です。
昭和55年(1980年)に発表された村松友視氏の名著「私、プロレスの味方です」はプロレスを「真剣勝負かショーか」という二元論の呪縛から解放し、改めてその凄さ、面白さ、奥深さを教えてくれ、日陰者だったプロレスファン積年の鬱屈した思いを晴らしてくれましたが、一方でアントニオ猪木の“過激なプロレス”に対し、ジャイアント馬場のプロレスを守旧派的なイメージで捉えた“プロレス内プロレス”と定義付けた内容には当然、馬場ファンからの反発もありました。そんな「私、プロレスの味方です」への馬場ファンからの回答ともいえる本です。“過激なプロレス”に対して、ジャイアント馬場のプロレスはとてつもない器量を必要とする“超プロレス内プロレス”であると説く、著者・栃内良氏のジャイアント馬場への愛が溢れんばかりに詰まった、昭和プロレス本の忘れ得ぬ一冊です。

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