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ロビン ゲッターロボG対ピグドロン 大決斗 当時物
『マジンガーZ対デビルマン』(昭和48年)・『マジンガーZ対暗黒大将軍』(昭和49年)・『グレートマジンガー対ゲッターロボ』(昭和50年)に続く、永井豪&ダイナミックプロ作品のヒーローたちが番組の垣根を越えて競演する、東映まんがまつりの劇場版マジンガーシリーズの第四弾、『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』。
ゲッターチームのムサシの壮絶な戦死を始め、新ゲッターロボへの交代劇、更にはグレートマジンガーの新兵器、「グレートブースター」の登場など、これでもかといわんばかりにイベント要素を詰め込んだお祭り作品ですが(詰め込み過ぎで内容が薄くなってしまった感が否めませんが...)、この作品において謎の異星人が空魔獣グランゲン、結合獣ボングに続いて送り込んだ第三の刺客が光波獣ピグドロンです。
全身に光の膜を纏い、口から放つ“光の矢”でグレートマジンガーの右腕・左足を破壊、更にはグレートマジンガーのブレストバーンと、ゲッタードラゴンのゲッタービームを吸収して巨大化するなど、劇場版マジンガーシリーズの敵キャラに相応しい存在感を放っていました。
そんな映画の公開当時に発売されていたゼンマイギミック玩具が、このロビン製の「ゲッターロボG対ピグドロン 大決斗」です。
台車に乗った約9センチほどのゲッタードラゴンとピグドロンのミニソフビが、ゼンマイ動力で左右に動きながらぶつかり合う、ブルマァクの「怪獣大決斗(帰ってきたウルトラマン、ウルトラマンA、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンレオ)」なんかと同じスタイルのオモチャで、デフォルメされたミニソフビの造形が良い感じです。しかも、敵キャラがテレビシリーズの百鬼メカではなく、劇場版のピグドロンをチョイスしているところがポイント高いですね。
当時、この商品の存在は全く知りませんでしたが(知っていたとしても当時は超合金やジャンボマシンダー全盛の時代なので、ゼンマイギミックという、やや古いセンスの商品には興味が持てなかったと思います 笑)、今となってはあのピグドロンの、当時唯一の商品化というだけで、1970年代中盤の東映まんがまつりを観て育った世代には何とも堪らないものがあります。
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