ドクター・キリコ

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『ブラック・ジャック』の登場人物。

【プロフィール】
銀色の長髪(軍医時代は坊主)に左目に眼帯をした細身の男。元軍医で、戦場で満足に医療品もない中で瀕死の重傷に苦しんでいる兵士たちを安楽死させ感謝された経験から、「治療の見込みのない患者は苦しませるよりも静かに息を引き取らせた方が良い」との信念を持つようになり、“死に神の化身”の異名を取りながら法律にふれないように安楽死を請け負うようになる。最終回を含めて9回の登場。「医師は患者の延命を行うことが使命なのか、患者を延命させることでその患者を幸福にできるのか」という本作品のテーマにおいて、安楽死に反対するBJの正反対の立場になる存在。一方、医療技術においてはBJからは対等な存在として見られていない。
ただし、キリコの安楽死に対する信条はあくまで「生きようとする意志がなく医術的にも手の施しようのない患者への救済行為として行う最終手段」であり、その信条に背くような殺生行為はしておらず、作中でも「治せる患者は治す」「できる限りこれ(安楽死)は使いたくない」「自殺の手伝いなどできるか!俺の仕事は神聖なんだ!」と明言もしている。事実、心臓病の治療薬と勘違いした少年に安楽死用の薬を盗まれ、彼の病身の母親に服用させてしまうという失態を犯した際には、BJにフォローされつつも最後まで患者の命を救うため尽力していた。その後BJから「命を活かすことと安楽死で殺すことのどちらがよいか?」と皮肉られた時には、「命が助かるにこしたことはない」と返答している。また、第191話『小うるさい自殺者』では軽々しく自殺したがる少年を追い返そうとしている。(Wikipediaより)

患者の命を救う為に尽力する医師と安楽死を請け負う医師。好対照の二人の医師を登場させる事で、命とは何か?生とは何か?を深く考えさせられました。
フィギュアは「手塚治虫キャラクターズ SERIES 3」より。
シリーズ第三弾は『ブラック・ジャック』からノーマル6種とシークレット2種の全8種で、ドクター・キリコの封入率は5/24でした。

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