JLP_84.ベンチャーズ・オン・ステージ'73(The Ventures On Stage '73)

初版 2024/03/26 05:42

ジャケット(帯なし/帯付)
タイトル,レーベル,品番,発売日,初版アルファベット,定価,初版PM

※上から LLP-93101B(初版),左下 LLZ-93001B(4ch),右下 LLS-67093(再発)

※ 上から LLP-93101B(初版),左下 LLZ-93001B(4ch),右下 LLS-67093(再発)

  1. ベンチャーズ・オン・ステージ'73 
     東芝     Liberty LLP-93101B(S)     1973.09.20 (H) ¥3,000 3-9
  2. ベンチャーズ・オン・ステージ'73
     東芝EMI Liberty LLZ-93001B(4ch)  1973.11.20 (H) ¥4,200 3-Y
  3. ベンチャーズ・オン・ステージ'73
     東芝EMI Liberty LLS-67093/94(S)  1976.08.20   (I) ¥4,000 6-7

※ 発売日は総目録1975年版による(1と2)。
  3は見本盤での記載による。(総目録の記載がない)

総目録掲載期間

  1. 1975年版〜1976/77年版。
  2. 1975年版のみ。
  3. 記載なし。

裏ジャケット

※上から LLP-93101B(初版),左下 LLZ-93001B(4ch),右下 LLS-67093(再発)
 違いは販売会社名,アルファベット,定価のみ。

内ジャケット(綴じ込み)

※ 左上より、ソング・オーダー,ドン・ウィルソン,ボブ・ボーグル,ノーキー・エドワーズ
  スーザン・シュレイバー(この年のみ同行),ジョー・バリル(この年から参加)

添付のブックレット

※ 記載されているレコード番号等の違いはあるが、基本的にはどのレコードも同じ。

※ 4チャンネル盤にみのインサート。

レーベル

ソング・オーダー

Side-A
  1. クルーエル・シー(Cluel Sea)<M.Maxfield>
  2. 夢のカリフォルニア(California Dreamin')<J.Philips>
  3. アイム・ア・マン(I'm A Man)<S.Winwood-J.Miller>
  4. メドレー:京都の恋〜黒くぬれ
     (Kyoto Doll)<Bogle-Wilson-Taylor-McGee-Durrill>
     (Paint It Black)<M.Jagger-K.Richard>
  5. クラシカル・ガス(Classical Gas)<M.Williams>
  6. ギム・サム・ラヴィン(Gimme Some Lovin')<S.Winwood-M.Winwood-S.Davis>
Side-B
  1. 悲しき街角(Run Away)<Shannon-Crook> --- Vocal Don Wilson ---
  2. ジャンバラヤ(Jambalaya)<H.Willisms> --- Vocal Don Wilson ---
  3. ホンキー・トンク(Honky Tonk)<Doggett-Shepherd-Scott-Butler>
  4. ダイアモンド・ヘッド(Diamond Head)<D.Hamilton>
  5. ベンチャーズ・メンバー紹介(Intro To The Ventures)
  6. スカイラブ(未来へのパスポート)(Skylab(A Passport To The Future))<J.J.Perry-A.Badale>
  7. 恋人よ飛んでおいでよ(Oh,My Love)<N.Masunaga-A.Saito>
Side-C
  1. さすらいのギター(Manchurian Beat)<J.A.Schatrow,Arr by The Ventures>
  2. 雨の御堂筋(Stranger In Mi-Do-O-Su-Ji(Now Good-Bye))
    <Bogle-Wilson-Taylor-McGee-Durrill-Manny Frazer> ---Vocal SuzanSchreiber ---
  3. 京都の恋(Kyoto Doll(Streets Of The City))
     <Bogle-Wilson-Taylor-McGee-Durrill-Manny Frazer> ---Vocal SuzanSchreiber ---
  4. アパッチ(Apache)<Jerry Lordon>
  5. 10番街の殺人(Slaughters On 10th Avenue)<R.Rodgers>
  6. 朝日のあたる家(House Of The Rising Sun)<A.Price>
SIde-D
  1. ドライヴィング・ギター(Driving Guitars)<Wilson-Bogle-Edwards>
  2. パイプ・ライン(Pipeline)<Spichard-Colman>
  3. ワイプ・アウト(Wipe Out)<The Surfaris>
  4. キャラバン(Caravan)<Ellington-Mills-Tizol>

US盤

なし。

コメント

 1973年7月 東京郵便貯金ホールに於けるライブ盤。
この年のライブは 7月1日〜 10月8日というロング・ランとなっており、
このライブ盤はその期間中に発売された。

 既にグループを脱退していたメルが、ジェリーやジョンと組み、ダイナミックスとしての
日本公演を同時期に行っており、「ふたつのベンチャーズの来日」として話題を呼んだ。
ドラムスのジョー・バリルにとっては初めての日本公演となるが、タムの豊富なセットを使い、
「ワイプ・アウト」や「キャラヴァン」とは違ったソロを楽しませてくれる。

 「悲しき街角」と「ジャンバラヤ」はドンのヴォーカル、「雨の御堂筋」と
「京都慕情(2回目)」は同行したスーザン・シュレイバーのヴォーカル。
スーザンの2曲はスタジオ録音のシングル盤(LTP-2907)もこのライブ盤と同じ
1973.09.20 に発売となっている。(一部日本語)

 「スカイラブ(未来へのパスポート)」では、いわゆるモデュレーション系のエフェクター
(音に揺れを付加する)が使われているようだ。ナチュラルなトーンと切り替えながらプレイ
されているので、フット・スイッチでコントロールされているように思う。
レコーディングでは「レズリー・スピーカー」などは1960年代には使われていたが、
あれは「アンプ」と「モーター」と「スピーカー」を組み合わせた装置であり、
1970年代に入ると、ライブで使えるエフェクターも開発されていたのだろう。
(エフェクターの歴史は余り詳しくないので、間違っていたらごめんなさい)
後半バックで聞こえる人間の声のようなもの(!?)、これは「トーキング・モジュレーター」
とかそういったものではなく、ドン・ウィルソンの声だろう。

 司会としてツアーに同行した河野嘉之氏の同行記がブックレットに掲載されているが、
こういったものは、今となっては貴重な記録だと思う。

 全体的に、チューニングが半音近く低い。

※ スーザン・シュレイバーのシングル盤

https://muuseo.com/chirolin_band/diaries/315

国内盤アナログ・レコード(1950年代〜1960年代〜1970年頃)のデータ・ベース(リスト)を作成しています。
(国内盤レコードDB)
ジャンルはオール・ジャンルで、フォーマットはExcel ファイル(xlsx)です。
現在仮開示しているのは、
日本グラモフォン
東芝
日蓄工業
日本ウエストミンスター
日本ディスク(1950年代)
日本マーキュリー(1950年代)
ユニバーサル・レコード(1950年代)
日本コロムビア
キング・レコード
です。

今後、随時追加していく予定ですが、時間はかかります。

ダウンロードして自由に使って頂いて結構ですが、同時に開示している説明ファイル(ワード文書 or リッチ・テキスト)を
よくお読みになってください。また、現段階ではあくまでも仮開示であり、完成形ではないことにもご留意ください。

https://1drv.ms/u/s!ApINowI3ybkacrP3M_GV7wSe6j0?e=67lDy2

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