JLP_67.ベンチャーズ'71 ニュー・テスタメント（New Testament）

ジャケット（帯なし／帯付）
タイトル，レーベル，品番，発売日，初版ｱﾙﾌｧﾍﾞｯﾄ，定価，初版PM

1. ベンチャーズ'71　ニュー・テスタメント　　　
   　　　　東芝　Liberty　LP-80246(S)　1971.06.25　(H) ¥2,000　1F

総目録掲載期間

1972年版〜1975年版。

裏ジャケット

※　ＵＳ盤の表ジャケットが、国内盤では裏ジャケットになっている。
　　表はメンバー写真を入れたかったということだろうか。

内ジャケット

レーベル

ソング・オーダー

SIde-A

1. グッド・モーニング・キャプテン（Good Mornin' Captain）<N.Ezell & The Ventures>
2. テスタメント（Testament）<Bogle-Durrill-MaGee-Taylor-Wilson>
3. 自由になりたい（Free）<R.Lamm>
4. 僕のリズムを聞いとくれ（Oya Como Va）<Tito Puento>
5. ワイルド・ワールド（Wild World）<Cat Stevens>
6. 刀（Katana）<Bogle-Durrill-MaGee-Taylor-Wilson>
7. さすらいのギター（Manchurian Beat）<Arr.J.Liebkind-Kolja Maniloff>

Side B

1. 胸いっぱいの愛を（Whole Lotta Love）<J.Page-R.Plant-J.P.Jones-J.Bonham>
2. 美しき人生（What Is Life）<G.Harrison>
3. 愛する二人（Novios Para Siempre）<Bogle-Durrill-MaGee-Taylor-Wilson>
4. スピリット（Spirit）<Bogle-Durrill-MaGee-Taylor-Wilson>
5. シーズ・ア・レディー（She's A Lady）<Paul Anka>
6. ペサード（Pesado）<Bogle-Durrill-MaGee-Taylor-Wilson>

※　「さすらいのギター」は国内盤独自の追加曲。

ＵＳ盤

USLP_46
New Testament
United Artists UAS-6796 1971.06

※　OUR THANKS TO: にジョー・バリルの名前が見える。
　　ティンバレス（ラテン系の打楽器）を担当したようだが、この時点でメンバーとして
　　加入したわけではない。
※　プロデューサーは Lanky Linstrot で、10周年記念アルバムと同じ。　

※　リバティ・レコードは、1969年に United Artists に買収されており、その後もリバティの
　レーベルは存続していたが、このアルバムからはレーベルも UA に変更されている。

※ＵＳ盤のソング・オーダーは、「さすらいのギター」が入っていないだけで、後は国内盤と同じ。

コメント

　シカゴ(A3)、サンタナ(A4)、キャット・スティーヴンス(A5)、レッド・ツェッペリン(B1)、
ジョージ・ハリソン(B2)等、当時のポップ・シーンでのヒット曲にオリジナルを加えたもの。
こういったアルバム制作のあり方は、デビュー当時から基本的には変化していない。
が、世の中のトレンドはどんどん変化を遂げているため、取り上げる楽曲も当然変わってくる。

　タイトル（ニュー・テスタメント=新訳聖書）が示すように、ベンチャーズとしても新しいサウンドを
意識したアルバムだったと思われ、エレキ・ブームの頃とはスタイルも一新されている。
全体的にラテン系のパーカッションが多用されている。