栃木レザー
昭和12年創業のこだわりが詰まっている栃木レザーは、革本来の風合いを生かしエイジングを楽しめる“本物の革”を生み出すため「ベジタブルタンニン鞣し」を追求し続ける国内唯一のタンナー(製革業者)。革一枚一枚を職人が手間を惜しまず丁寧に仕上げており、皮革製造では20にも及ぶ工程を経て商品になる。使うほどに革の油分がにじみ出てくるのがフルベジタブルタンニンレザーの特徴で、色艶が増しエイジングを楽しめる「使うほどに、“あなただけの革”に進化する」革が仕上がる。
フルベジタブルタンニンレザーは植物性の天然成分で作られたタンニンで鞣された革を指し、アカシア系の樹木、ミモザの樹皮から抽出された樹脂のタンニンと有害な物質を一切使っていない。時間をかけて丁寧に鞣された素材のため、ほぼ100%土に還るという特徴も。
「自然との共存」という環境革命を目指している栃木レザーでは、自然環境保護の観点から製造工程で生じる排水の処理にも薬品は使用せず、バクテリアや微生物によって段階的に中和、浄化させる循環システムを採用している。