鉄道の遺跡を発掘せよ！！安芸の宮島口駅！！その②

(↑1番ホーム)

前回のあらすじ 宮島口駅、1番ホームにやってきた調査隊のオーナーは(調査隊といいつつオーナーひとりしかいない！！(爆))、さっそくかつての列車 出島、しおじ を発掘。乗車位置案内をまだまだ見つけるのでした。 では、さっそくホームの端に行って・・・ 

おおっコレは 特急 つばめ ですよ！！

(小倉駅の出島と同じく、マーカーを引いてみました。相変わらずスマホ手書きでゴメンナサイ)

つばめ は 伝統ある、特急名でして、東京〜大阪を結んだ戦前の1代目から始め現在の九州新幹線 つばめ の5代目に続いているんですねぇ。このホームに書かれているのは1964年の東海道新幹線開業時に、運転区間を新大阪駅 - 博多駅間に変更された時のものと思われ、3代目の時のものでしょう。 いわば、今の新幹線 つばめ から言えば、祖父ということになります。 1975年に山陽新幹線博多駅開業により つばめ は廃止されることになり、国鉄における「つばめ」の歴史は、ここで幕が下ろされます。そして、つばめ は のちに4代目として 九州の西鹿児島〜博多を結ぶ特急として復活するのです。さて次です。

 見つけました！これは特急 はと のものです。

(草があって見えづらいです)

(こりゃまた、マーカーでなぞり書きしてみました。通称出島書きです(マーカーで乗車位置案内をなぞり書きをするのをここでは出島書きと定着したいと思います（笑）))

特急 はと は つばめ の兄弟列車として登場しました。ここのホームに書いてある はと は 特急 つばめ と同じく1964年の東海道新幹線開業時に運転区間を新大阪駅 - 博多駅間に変更されたときの物だと思われます。 特急 はと も つばめ と同じく1975年の山陽新幹線博多駅開業により廃止になりました。 ちなみに はと は山陽特急になった直後のことを、後で調べたところ、当駅に停車していたのは下り一本のみ。なぜか、上りは停車していませんでした。 

そして兄弟列車が揃った乗車位置案内も！ 

(消えていたり、上塗りされた跡で分かりにくいですが、 つばめ、はと の乗車位置案内です)

しかし、ここまでの発掘はかのインディ・ジョーンズもびっくり。

1番ホームにはまだ続きがあり、 鉄道の遺跡を発掘せよ！！安芸の宮島口駅！！その3へ続きます。

#鉄道の遺跡シリーズ