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- ランボルギーニ・イオタ「オリジナルイオタ」。
ランボルギーニ・イオタ「オリジナルイオタ」。
メーカー不明。「缶コーヒーのオマケ?」1/72
ランボルギーニ・イオタ「オリジナルイオタ」。
1970年に当時のランボルギーニのテストドライバーだった、ボブ・ウォレスが事故車のミウラのパーツを使い、ワンオフで作り上げたレース用のホモロゲーションモデル。
イオタの名は、当時のカーレースの規定「アペンディックス・J項」のJのギリシャ語の読み方のイオタから名付けられた。
1971年に南米ボリビアにランボルギーニ社のトラクターを5000台納入する計画が有ったのだが、当時のボリビアでクーデターが発生。
ボリビア新政府はそれまでの政府の契約を一方的にキャンセルしてしまう。
一気に財政難に陥ったランボルギーニ社の社長であったフェルッチオ・ランボルギーニは、ボブ・ウォレスにテストカーだったオリジナルイオタの売却を迫り、ウォレスは泣く泣く承諾せざるを得なかった。
その後一般客に販売されたオリジナルイオタは、最初にオーナーとなった顧客が余りにもレーシーな乗り味で乗りにくいと、直ぐに転売する。
次の顧客が決まり、納車前にディーラーのオーナーの運転でまだ開通前の工事中の高速道路の一部区間でテストドライブをした。
時速200キロを越えた辺りで風圧でフロントが浮き上がったイオタは、ハンドリング不能に陥り、そのままコントロールを失い高速道路脇の麦畑に落下炎上。
エンジンのシリンダーブロック等を除き、ほぼ全てのパーツが大破炎上したイオタの残骸は、ランボルギーニ社の手により回収。
ランボルギーニ社によってスクラップとされ、この世から消えてしまった。
その為にもうこの目で見たくとも二度と叶わない幻のクルマ。
それがこの「オリジナル・イオタ」である。
このモデルは、オリジナルカラーの「レッド/シルバー」とは異なり、「オレンジ/シルバー」にアレンジされていますが、スタイルは中々実物のオリジナルイオタに近く、中々雰囲気の良いオマケミニカーです。
nonstop24hours
2019/03/20これかなり良いですね。1/72って結構多いですね。
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MOYO.
2019/03/20nonstop24hoursさん。コメント頂きまして有り難う御座いますm(__)m。
このモデルは中々雰囲気の良いモデルですよね(笑)。
オリジナルイオタのミニカーは、似ている様で中々似ていない物が多い中、このモデルは缶コーヒーのオマケ?とは思えない出来だと思います(笑)。
有り難う御座いますm(__)m。
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