ソノコン(SONOKONG) - コンピューター特攻隊 デラックス サーボ ソフビ

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『電光超人グリッドマン』は円谷プロダクション30周年作品であり、ウルトラマン80以来12年ぶりのテレビシリーズ特撮物です。
戦闘が行われる場所が実際の世界ではなく、コンピューターの内部という斬新な素材が印象深かった作品だと思います。
日本に住んでいないので私の初グリッドマンはアメリカ版『Superhuman Samurai Syber-Squad』を韓国が輸入して放映した作品『コンピューター特攻隊』でした。
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のアメリカ版作品である『マイティモーフィン·パワーレンジャー』が韓国市場で大人気を博し、その影響で輸入した作品であると聞いております。
当時4歳だったので思い出すのは中毒性のあるメロディのオープニング曲と友達と一緒に遊んでいた玩具くらいですね。

玩具の場合、タカラと契約関係だった韓国の『ソノコン』という会社が、DX玩具やソフビをライセンス生産していたのですが、興味深いことに、ソノコンが自主的に開発し、販売していた製品もありました。
代表的な例としてタカラの『DXサンダーグリッドマン(韓国名DXシンクロ)』のスケールを拡大して材質と設計をもう少し補強して発売した『スーパーシンクロ』とかタカラのビッグソフビとスケールは同じですが、全く違う金型で発売した『デラックスサーボ』があります。

今ご紹介しているのが、ソノコンが自主制作したデラックスソフビで、私にとってはソフビというジャンルを教えてくれた懐かしいものです。
当時私はとても幼かったし、韓国の玩具市場でソフビという概念自体が不慣れな時代だったので、"これはソフビだな!"と気づいたわけではないが、かなり大きなおもちゃなのに片手で持てるほど軽くて、険しく持って遊んだにもかかわらず、大きく破損する部分もなく丈夫で、大きな愛着を持っていました。
それで、作品終了後もかなり長い間持ち歩いていたし、お母さんと一緒に外出する時も持っていた記憶があります。 私が住んでいた地域の在来市場、薬局のあった横断歩道で母と一緒に信号を待ちながら、このソフビの腕の片方を持ち上げて持っていたのが一番鮮明に記憶に残っています。
しかし、幼い頃を共にした当時のソフビは、私が思春期を迎え、おもちゃをおろそかにする時期が来て、他のおもちゃと一緒にどこかに譲渡されて去ったと聞いています。

今の品は、私が成人して以降、ソフビを本格的に集めるという誓いをした後に、ある転売商から手に入れたものです。
タカラのソフビ製品を知っていれば誰が見てもタカラの製品を意識して作った製品であることがわかりますが、違いは確かにあります。
特に目立つのは、目や額、胸の部分におもちゃの宝石のような感じの個別パーツを使っていることです。
造形の場合、額にあるパワー表示部品が原本より大きく表現されていることから、当時ライセンス生産していたタカラの小型ソフビの造形を大いに参考にしたものと思われます。
その他、ビニール包装さえされていない特有の包装方法のために、未使用の製品も保存状態が良くないし、成形の技術力も惜しい部分があり、ソフビ内部をよく見ると厚さが均一でなかったり、成形材料がずり落ちた痕跡を見つけることができます。
これは、日韓間でソフビ製造の技術力の差が大きい理由だと思いますが、発売価格を比較してみると、韓国のソフビ市場の規模を考慮した、ソノコン社の戦略的な面もあったようです。

当時、一緒にした物でないことは残念ですが、一方ではこんなにでもまた手に入れることができて幸いな気もします。
追ってタカラのビッグソフビ製品も紹介予定であり、ソノコンとタカラ製品を比較する内容の文も投稿予定しております。

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