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Dragonhunt ドラゴンハント
昔々、アラワンの地に恐ろしいドラゴン、ブリムストーンがやって来ました。ブリムストーンは何年にも亘って彼の地を荒らし回り、村人たちを震え上がらせました。ついに見かねた偉大な魔法使いがドラゴンに立ち向かう決意を固めます。
魔法使いは強大な魔力と剣技を駆使して戦い、ブリムストーンは魔法使いに炎の息を浴びせかけます。両者の激闘は何日も続きましたが、ついにブリムストーンの炎が魔法の防壁を焼き崩しました。魔法使いは自分が魔法に頼りすぎ、決死の武勇を欠いていた事を思い知らされます。死の間際、魔法使いは自身の持つ最高の剣に、残る魔力をすべて注ぎ込み、その「龍殺しの魔剣」を将来現れる真の武勇を持つ者に託すことにしたのでした。
それから幾星霜、魔法使いの末期の願いはいまだ叶わず、ブリムストーンはなおアラワンに君臨しています。しかし今、アラワンの英雄王とその従者が恐怖の時代を終わらせるために立ち上がります。
それがあなたなのです。
『Dragonhunt』はアメリカのAvalon Hill社が発売した多人数ファンタジーゲームです。日本ではホビージャパンが和訳ルール付きで輸入販売していました。『Wizard's Quest』と同じデザイナーの作品で、設定などは似ていますがプレイの感覚はまったく違います。
プレイヤーの目的は悪龍ブリムストーンの討伐で、そのためにはまずブリムストーンを3度負傷させて魔剣を手に入れなければなりません。各プレイヤーの目的は共通ですが、協力関係ではなく妨害や征服をし合うことも可能です(そんな余裕はないはずなのにです)。
10種類の魔法生物(ファンタスティックビーイング)が華を添えてはいるものの、ドラゴンの存在以外には魔法の要素は少なめです。
プレイヤーは自分の色の数字カード6枚ずつを持ち、これを秘密裏に出し合ってターンのプレイ順を決めます。数字の小さい人からプレイしていきますが、数字はそのターンに使える移動ポイントなので先手ほど使える手数が少なくなることになります。また、数字がかぶると単独の人の後回しになるので、その読み合いも重要になってきます。
#ドラゴン #ブリムストーン
ターンスケール: 不明
マップスケール: 不明(ヘクス制)
ユニットスケール: 1コマ=1人、1体