玉ねぎ状風化構造を示す石臼 2021-12-08

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玉ねぎ状風化と言われている現象の現れた石臼。玉ねぎ状風化と言うのは、ウキペディアによると、「岩塊や地層の節理沿いの角が連続的に風化が進行する現象。タマネギの皮のように風化が進み、内部は球状に母岩が残ることとなる。玉ねぎ状構造、球状風化とも呼ばれる。」とある。おそらくは、これがて定説・常識だろうと思う。
 この石臼は、おそらくは、大部分は凍結風化だろうと思う。これと玉ねぎ状風化と、良く比べて頂きたい。見ただけでも、色々と違いがある。長期間放置しておいても、コアストーンは出来ないだろう。この石臼の岩石は、緑色味を帯びているので、凝灰質砂岩だろうと思う。
 この石臼は、こうした疑問を解決するための好標本。隣に火成岩の玉ねぎ状風化岩標本を置いて、その比較が出来るように展示予定。

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