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ホンダS660
ホンダが嘗て販売していたミッドシップスタイルの軽オープンカー、S660です。
S660は2015年3月、ビートの販売終了以来約19年振りに軽規格の2シーターオープンカーとして登場しました。駆動方式にミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)レイアウトを採用し、手軽にオープンエアドライビングを楽しめる様、脱着式ソフトトップ「ロールトップ」を採用した点が特徴です。ダイハツ・コペンシリーズと共に貴重な軽規格の2シーターオープンカーとして車好きから注目されました。しかし、カーボンニュートラル(脱炭素)の推進、その為の電動化路線を進めていく上でのメーカーの戦略の影響をモロに受ける形となり、2022年3月をもって生産及び販売が終了となりました。以降、ホンダの軽自動車は駆動方式がFFで且つ実用志向の車種のみのラインナップとなっています。
ミニカーではオープン状態で再現され、N-BOXなど他のホンダ軽のイメージカラーであるパールホワイトのカラーリングを纏っています。アクションはサスペンションのみですが、細部まで丁寧に再現されています。
電動化路線の影響で軽自動車も実用モデル以外は厳しい状況ですが、こうした車好きの琴線に触れる様な車種ももう少し大切にした方が良いのではとつくづく感じられます。