アンブレラ　コンストラクション

2014.05.29

京都駅から葉樹林に向かう途中にある　とある銀行

その建物に大きな煙突状のものが突き出ています

煙突として使用しなくなって　蓋をしてある様子でもありません

支店長にお話を伺いました

３５年勤務されている支店長も詳細はわからないそうですが

どうやら４０年ほど前に　当時としては斬新なデザインであった

アンブレラ　コンストラクション　つまりは傘建築を取り入れて作られたそうです

いくつかの店舗でつくられたようですが　現存しているものは少ないようです

1970年の万博の影響があったのかは定かではありません

採光を考えて作られたそうですが　夏場は　そのためたいへん暑くなるそうです

そのあたりがさらに多く作られなかった理由のようです

店の中に入ると　確かに採光に関しては明るくなっています

天井から床まで　太い丸い柱が繋がっています

屋根からさらに長くつきだしているのは　装飾的な意味合いのようです

#思い出