卒業式

2010.02.27

卒業式に参列しました。

テレビドラマの、ごくせん卒業スペシャルより、おもしろかったです。

人間不信で、誰も信じられなくて、心を閉ざし、それでいて、いい子を演じてきた少女が、やがて、歌を歌うことの喜びを知り、少しずつ、心を解放し、友や仲間に出会いで、自分が変わってきたことを、この場で、自分の思いをアカペラで歌う姿がありました。

これがテレビドラマなら、それこそありきたりの陳腐な脚本、お涙ちょーだいの脚色、演出。お茶の間で、文字通りお茶を飲んで眺めていられる。

しかし、目の前に繰り広げられているシーンは、まぎれもなく、なんの脚色も演出もない魂の叫び。

その場に居合わせた人で心動かされなかった人は、ひとりもいなかったと思います。

これは、そのほんの一例。このようなシーンが次から次と繰り広げられる卒業式でした。予定より２時間近くも延びた式に、空腹を抱えながら、誰一人ざわつくことがないのも驚き。

とても、ここでは書ききれないほどの驚き、感動を味わわせてもらいました。

ありがと。

#思い出