コマクサ

2009.12.21

今日は、唐突に、また切り絵の話題。

今年は、ちょっとしたきっかけから、切り絵をいくつか紹介したり、作ったりしました。

これは、30年ほど前のもの。

家の中の整理中に出てきました。

もちろん、そんなことはすっかり忘れていました。

手前味噌ですが、今見ても、しっかり作ってある。若さという情熱の賜物でしょう。今は、そこに至る気力も持てない。

題材は、「コマクサ」

高山植物のひとつ。馬の顔に似ていることから、コマクサと名づけられたとか。

しかし、馬面よりは、はるかに可憐でかわいい花です。

当時、この「コマクサ」を見るためにだけに山に登ったこともありました。

いやはや、元気なものでした。

こういうことを書いているのは、年寄りの昔話。

そういう時代もあったということで、ご容赦。

日記を読んで頂いたお客さんからいただきました。

飲料水のおまけのフィギュア。

この大きさがほぼ原寸大。

これぐらい小さい花なのです。

荒涼とした砂礫地に可憐に咲く姿は、本当に癒やされます。

花の色はピンクがふつう。まれに白い花が見つかります。

これはそのシロバナコマクサ。

#思い出