陶立空(とりっく)工房 訪問記その3

初版 2022/03/29 17:38

改訂 2022/03/29 17:38

2013.06.26

陶立空(とりっく)工房のある滋賀県の信楽は狸がよく知られています

駅のホームにもたくさんの狸が並んでいます

駅前には巨大な狸の電話ボックスもあります

でも なんで狸なの?

立ち寄った喫茶店のマスターにお話を伺っても 今ひとつはっきりしないようでした

江戸時代から作られていたそうで その技術は京都からもたらされたそうです

当時の狸は笠をかぶり 手にはとっくりを持っていたそうです

これが評判になり よく売れたそうです

どうやら評判が評判を呼び 流行したようです

今は狸だけではなく 蛙やふくろうなども多く作られています

「雨がしょぼしょぼ降る晩に 豆狸(まめだ)が とっくり持って酒買いに」

というフレーズが頭に浮かびました これって何の歌なんだろう

当時の狸は まさにこの格好だったのですね

最近の狸はいろいろなものを持っているようです

そのひとつがこれ 缶飲料

陶立空(とりっく)工房でつくられた この缶飲料は もともと狸の持ち物用に作られたそうです

今はそれが湯飲み仕立てのジョークグッズに変わっています

この湯飲み 飲んでいる本人より まわりで見ている方がおもしろい

どう見ても缶飲料を 底から飲んでいるとしか見えませんからね

#思い出

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