SEBASTIAN HARDIE 『Four Moments (哀愁の南十字星)』

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SEBASTIAN HARDIE の75年発表の1st。
『哀愁の南十字星』。
魅力の全てが凝縮されたこの邦題。オーストラリア出身のバンドからの連想だろうが、見事なセンス。
泣きのギターを中心に歌もの半分、インスト半分の構成。少しサンタナを思い起こす瞬間もある。

A面全てを使った組曲「Four Moments」がとにかく良い。ギターも泣き泣きだが、キーボードの縦横無尽さが表現力に幅を持たせている。
テクニック一辺倒ではなく、叙情的なメロディで次々に畳み掛けるタイプ。

是非ジャケットの朝焼け(夕焼け?)を眺めながら聴いていただきたい。

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