John Petrucci『Terminal Velocity』

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John Petrucciの2020年発表の2枚目。
2021年現在、輸入盤のみで入手可能。

ソロとしては二枚目となる本作。一番の目玉は2010年にDREAM THEATER(以下、DT)を脱退したMike Portnoy(以下、MP)が全面参加している点。
これがはっきり言って最近のDTよりも楽しめる。
聴いていてワクワク感が止まらないのだ。

この人の場合、ギタリストとしての技術はもはや最高峰。どのようにでもギターを弾けることはファンであればみな知っている。
その上で作品の出来を決めるのはこの「ワクワク感」だと思っている。

今作は音楽的にDTの延長線上にあり、全く違うことをやっているわけでもないのだが、MPが参加することにりあきらかに躍動感がアップしており、ある意味ラフに感じる演奏も最高にロックしてる。
それらすべてがこのアルバムにプラスに作用している。

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