南方占領地　パレンバンローカル加刷切手

パレンバン州のローカル局において制作された切手です。
「特別なマークを加刷せよ」の命令を受けて、各郵便局で様々な加刷が行われました。
ゴム印や金指輪による加刷、また直接郵便局員がサインしたものまであり非常に面白く、希少なものも多く存在しています。
なお、このグループはとにかく使用済みが少なく、エンタイアとなるとさらに現存数は少ないです。

カタログにおいては評価がそこまで高くない物も多いですが、いかんせん日本の市場にはほとんど出てこないため入手はかなり困難です。

1枚目：金指輪による加刷（上2枚がスカユ局、下2枚はルブリンガウ局）
2枚目：郵便局員のサインによる加刷（左がマルタプラ局、右がパガララム局）
3枚目：同上（パガララム局の別種）
4枚目：ゴム印による加刷（左上よりカユアグン局、サルラングン局、左下バトラジャ局、ムアラクリンギ局）
5枚目：ゴム印とサインによる加刷（ラハト局）
6枚目：ゴム印による地名加刷（タンジョンラジャ局）希少品　なお現品はオランダのコレクターが出した占領地切手のハンドブックに掲載された物
7枚目:ゴム印によるモノグラム加刷（ラハト局）
8枚目:金指輪による加刷（タンジョンエニム局）