南方占領地 民政部加刷切手

0

戦後三井高陽氏により発表された、蘭印切手に朱色の木製印で「民政部」と加刷された切手です。
占領初期に海軍の占領地区で使用すべく作成されたものの未発行に終わった物で、その理由としては「海軍担当地区での加刷は錨の方がいいからお蔵入りになった」「戦局の都合」などが考えられています。

なお、これらの切手は戦時中に切手収集家の宮様(久邇宮様)に2シート分献上され、戦後それを1シート分ずつ譲り受けた三井氏が分割し販売されています。

Default