T-34(ソ連)

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 WTMのT-34です。
 T-34は、終戦までに57,000輌以上が作られたそうで、まさに、第二次大戦屈指の名戦車と言えます。
 単独の性能もさることながら、数で圧倒するというのは白兵戦の兵器として正解だったということでしょう。
 製造効率を上げるために部品点数を減らすべくどんどん設計が改良され、他の戦車とプラットフォームを共有することでさらに生産性を上げたとか。
 現代の自動車産業がやっていることを、1940年代にやっていたというのは驚きです。
 これは戦車に限ったことではありませんが、兵器には各国の哲学の違いが現れて興味深いですね。
 履帯の幅が広いのは、雪原や荒れ地での走破性を高めるためで、街道を突っ走って電撃戦を繰り広げたドイツ戦車とは対照的です。
 そして、ソ連戦車はディーゼルエンジンを採用していました。
 パワーではドイツ戦車などのガソリンエンジンには劣りましたが、燃料の質が多少悪くても故障なく動いたそうです。
 また、燃料が爆発に強かったため、ご覧のように燃料タンクを外付けすることが出来ました(間違っていたらごめんなさい)。
 パワーのハンデはエンジンのアルミ化を含む軽量化で対処したとか。
 さて、T-34を語る上で外せないのが、装甲が垂直でなく斜めに付いている「傾斜装甲」です。
 徹甲弾の直撃を逸らし、鉄板の厚み以上の装甲効果を上げました。このデザインはドイツのパンター戦車などにも大きな影響を与えたとのことです。
 WTMは全体のディテールもさることながら、特に履帯の造形が素晴らしいです。
 ドイツ戦車とは異なる、独特の趣がありますね。

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