- DEPARTURETIME-2nd Museum
- 1F 実写映画関連
- MPM-02 バンブルビー
MPM-02 バンブルビー
MPM-02 バンブルビー
マスターピースのムービーライン。
その実態は海外のリーダークラス等の塗装良くして箱を豪華にしたちょっと特殊なシリーズ。
なのでマスターピースコーナーではなく通常のMOVIEラインと一緒に紹介!
このバンブルビーは海外では「Battle Ops Bumblebee」という通常ラインとは別な単独の商品。
Battle Ops Bumblebeeは基本的に全身成型色メインで塗装はちょっこと。
MPM02はほぼ全身塗装になっていますが、そのせいで若干弄りづらい部分も見受けられます。
カーモードは非常にまとまっていて良い感じホイールのメッキも見栄えが良いです
ただし個体差かもしれませんが、塗膜が厚い箇所があり、うまくパーツが繋がらない箇所があります
ロボットモードは肩のキャノン砲が収納できないのが残念ですが、現状では一番劇中に近い造形になっていると思います。
(背面に回すことは出来ますが、綺麗に収納は出来ません)
「他の店では普通に出されているような料理を、皿を豪華にして見た目をよくして値段を上げて高級料理として出された」ような商品。
玩具自体にまったく罪はありません。アルティメットバンブルビーのような別カテゴリーで値段も抑え目で海外のように売ってくれていれば、面白い商品だったと思います。
問題はこれに「マスターピース」の看板をつけたことかなあ。
ロボットモード、ビークルモードとも見た目は悪くありません。
むしろ大きさもあって非常に存在感があり、飾っておくには素晴らしいものです。
残念なのは主に可動。
まず首が回りません。
壊す覚悟で回せば左右45度ほど動かせますが、本来は動かすように設計されていないようです。
無理をすると中のコードが断線してライトギミックが作動しなくなる可能性があります。
右腕は肘を曲げると砲身からクリアの手首がスライドして現れ、肘を伸ばすと連動して中へ収納されます。
それにあわせて肘を伸ばした状態だとビーム発射の待機音がなります。
肩にあるスイッチを押すと発射の効果音がなりますが、押すまで待機音は鳴り続けます。
さらにこのギミックの影響か右腕は外側へ可動しません。昔のガンプラのように前後のみの可動です。
左手首の回転がないのもこのサイズを考えると残念な気がします。
あと肩のキャノン砲は後ろに逃がすことは出来ますが、綺麗に収納は出来ません。
見た目だけはマスターピースで中身は開発コンセプトがまったく違う商品です。
MPM-01のスタースクリームも元は通常のリーダークラスの商品ですが、まだ出来は良かったと思います。
しかしこのバンブルビーはこの出来でスタースクリームより値段が高く、遊び方も限定されてる玩具です。
大きさも通常のリーダークラスと並べると大きくて非常に違和感を感じます。
どうして自社の「マスターピース」というブランド名にここまで泥を塗れるのか不思議でなりません。
玩具自体は胸部の変形や脚部の処理、全体的に劇中に近いロボットモードのデザイン等、いいところも沢山あるのですが「マスターピース」の冠がそれを台無しにしてしまってます。