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SS-32「ディセプティコン スクラップメタル」
トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-32「ディセプティコン スクラップメタル」 2019/4/27発売 メーカー希望小売価格(税抜) 2,800円 ついにスタジオシリーズでデバステータープロジェクトが始動。 1人目は劇中再現と言われるとちょっと微妙な扱いなスクラップメタル。 実写映画キャラの玩具としてはG1のような箱っぽい体系で ムービー系のアイテムの中では逆に浮いてしまうという不思議な状態に。 とはいえ手がクロー状だったり、脚部も鳥足になっていたり異形な雰囲気は取り込まれています。 合体機構やそのための強度を優先しているため 他のSSアイテムと比べて少しシンプルに感じる部分もありますが、 思っていたより単体での出来もしっかりしていて個人的にはかなり気に入っています。 キャタピラがそのまま脚部になったり、背中にショベルのアームがぶら下がっていたりと G1コンストラクティコンっぽいデザインもとても好みです。
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SS-33「ディセプティコン ランページ」
トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-33「ディセプティコン ランページ」 2019/4/27発売 メーカー希望小売価格(税抜) 4,500円 スタジオシリーズ、コンストラクティコン2体目はランページ。 キャタピラー社 D9Lに似たブルドーザーに変形。 実写映画2作目「トランスフォーマーリベンジ」の劇中後半でバンブルビーと戦った赤いやつです。 劇中でもわりと目立っていた方なので10年近い歳月を経てリメイクされたのは嬉しいですね。 特徴的な一本足も再現され、専用のスタンドで立たせるという荒業。 個人的にはスタンドの処理はもうちょい何とかならなかったかなあ、と思います。 脚部だけでなく腕部、というか全体的に異形感あふれるスタイルはムービーならではという感じで 普通に人型に変形するパターンとはまた違う趣のある変形ギミックも面白いです。 このあと発売されるコンストラクティコン達と合体して巨大なロボット「デバステーター」に。 ランページはその左足にも変形します。 ただ基本デバステーターへの合体ありきなので、全体的に造りはシンプル。 個人的には蛇腹状の脚部の後ろに運転席がドンっとくっついているのが 脚部のグネグネ感の印象を弱めちゃってる気がしてちょっと気になります。 あとはブレード部のど真ん中にあるコロ走行用のタイヤを上げ下げするパーツは見栄え的にどうなんでしょう・・・。 ロボットモードでのスタンド用ジョイントも兼ねているとはいえ 正面の目立つ部分なのでもうちょっとうまく隠してほしかったです。 とはいえ独特な体系、可動、デザインなキャラなので普段やってるようなポージングがほとんどできない為 いつも以上にぐりぐりと弄りながら写真撮るのはとても楽しかったです。 あとは早く残りのコンストラクティコンのメンバーがそろって合体させたいですね。 黄色いバージョンもそのうち出たりするのかなあ・・・。 http://departuretime.fuyu.gs/123_STUDIOSERIES/SS33_RAMPAGE.html
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SS-31「コグマン」
トランスフォーマー スタジオシリーズ SS-31「コグマン」 2019/4/27発売 メーカー希望小売価格(税抜) 2,800円 「アストンマーティン DB11」に変形。 基本的に最後の騎士王シリーズTLK-29「コグマン」の仕様変更ですが、ビークルの外装部が塗装されたのでかなり見栄えが良くなっています。 頭部は取り外してヘッドマスターという小型ロボットに変形させることができます。 ヘッドマスターは運転席に乗せられます。 スタジオシリーズは全体的にサイズが小さくなっているので TLKからの仕様変更だとサイズがちょっと他のSSのデラックスクラスと比べると大きいかなあという感じです。 どちらかというとTLK版の不満を補完するという位置づけのアイテムな気がします。 TLK版を買っていない方にはお勧めしたいですが、TLK-29を持ってる方には 発売時期がそれほど離れていないこともありちょっとお勧めしづらいです。 http://departuretime.fuyu.gs/123_STUDIOSERIES/SS31_COGMAN.html
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BT-16 「サイバトロン理論家 スキッズ」
BT-16 「サイバトロン理論家 スキッズ」 G1ではホンダ シティターボに変形しましたが バイナルテックでは同じトヨタ bBに変形。 (海外版のALTERNATORではScion xBに変形) これまで色替えのアイテムが続いたこともあり新車種はそれだけでワクワクします。 個人的にスキッズってキャラが好きなのと、車種がいままでの現実離れしたスポーツカーではなく一般車というのもポイント高いです。 フロント部がナナメに傾けてある処理も実写映画前のアイテムとしては斬新に感じました。 そのせいでニュートラルでS字立ちっぽくなっちゃいますが。 変形に関しては天井部が折りたたまれていく変形は面白いです。天井裏の部分が肩に回りこんでくるのも驚き。 足をスライドして腿を出すのはなにげにBTではなかった処理ですね。 腕の収納がギリギリで気をつけないと赤の塗装が剥がれそうで気を使います。 弄ってて久しぶりにバイナルの意地を感じさせるTOYでした。 車種の選択も含め当時は結構お気に入りでした。 スキッズの登場でオートボットのかなり揃ってきましたが、 残念ながらこの後はシリーズとしては少しづつ勢いが落ちていきました。 他のG1カーロボットのバイナルテック版も見たかったですね。 http://departuretime.fuyu.gs/19_BINALTECH/BT16_SKIDS.html
BINALTECH タカラトミー 大型家電店鼎津
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MP-33 「サイバトロン救助員 インフェルノ」
MP-33 「サイバトロン救助員 インフェルノ」 座右の銘「煙あるところ、私がいる」 三菱ふそう T951をベースにした消防車に変形。 フロント部のみT951で車体後部は旧玩具同様に ロボットモードの腕部がそのまま配置されたデザイン。 リア部分は見ないようにしましょう・・・。 マスターピースという高額商品のラインではどうしても 一般受けのよいスーパーカーやスポーツカーや劇中でのメイン、人気キャラが優先されるため インフェルノのようなキャラはラインナップしづらいと思いますが、そんな中で無事インフェルノが発売したことはうれしいです。 変形ギミックはさすがマスターピースシリーズと思わせるもので 全体的にとても凝った仕様でありながら変形の手順はそこまで複雑ではないという素晴らしい出来です。 ウリの梯子収納も雑誌記事やネット等で見ていましたが、実際にいじってみてるとさらに驚きます。 よくこんな変形を考えつくなあ・・・。 なので「変形する玩具」としての満足感は個人的には申し分なく、これまでのMPシリーズの中でもかなり上位に食い込みます。 ただし、その驚き、感動を薄めてしまっているのがここ最近からの流れで賛否両論な「アニメデザイン」の落とし込みです。 これまでもレーザーウェーブやアイアンハイドでもその流れは見て取れましたが、今回のインフェルノはそれがより顕著になっています。 脚部のつるっとして間延びしたデザインはこの大きさの立体物としては非常に物足りなくチープ感すら漂います。 さらにアニメ仕様の交換パーツが多数付属し、よりディテールをそぎ落とした、 あの当時でもぬるめな作画だった劇中デザインにより使づけることができます。 個人的にはアニメデザイン寄りにいくならいくで、そう宣言したうえできっちりやれば、好き嫌いはともかく今のMPでやりたい方向性が見えるのですが こういう選択式のパーツはメーカーが「これが俺らの考えるマスターピースだ!」っていう仕様を考えることを放棄したようにも見えてしまい大変残念です。 (高額商品にシール貼らせるのも好きじゃないです) アニメデザインが嫌、というわけではなく これまでのシリーズと並べたときの馴染まなさや、違和感、さらに選択式パーツでどちらにもできるという迷走した感じが好きではありません。 今後はアニメデザインを主流に続いていくのでしょうが、現状では「また数年後にコンセプトブレるんじゃないの?」という不信感がぬぐえません。 せっかく玩具自体の出来は素晴らしいのに、そういう部分で批判的に見られてしまう本アイテムが大変残念でなりません・・・。 とはいえ変形ギミックは本当にすごいですし、一度は触ってみてほしいアイテムだと思います。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP33_INFERNO-1.html
マスターピース タカラトミー amazon鼎津
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MP-39 「サイバトロン戦士 サンストリーカー」
MP-39 サイバトロン戦士 サンストリーカー 座右の銘「俺に勝るやつなんていない」 ランボルギーニーカウンタックLP500Sをベースにしたビークル変形。 車体後部の「電子推進ブースター」が特徴的。 ランボルやアラートと同じカウンタックに変形しますが、 変形パターンやロボットモードのデザインもまったく違うのでMPでの商品化は難しいと思っていたので 今回MPシリーズにラインナップされたのは本当にうれしいです。 変形ギミックはそれなりに工程も多く複雑ですが、割と直感的にパーツを動かせば変形できたりと それほどストレスを感じない造りになっているのが素晴らしいですね。 一回変形させれば説明書なくても悩まず変形できました。 ダミーとなってしまった胸部のルーフ部分も、実際のルーフパーツ裏返すという なんとかルーフ部分をそのまま配置したいというこだわりを感じてダミーでもそれほど抵抗はなかったです。 さらにこれでもかと詰め込まれた可動部がものすごくて リアルなカウンタックからロボットになり、さらにこれだけ可動するなんて まさにマスターピースの名にふさわしい仕上がり。 唯一の不満はやはり頭部の造形。 アニメ寄りなデザインにマスターピースがシフトしてしまったのはまあいいとして それにしてもこの大きさの立体物としてはちょっとどうなんですかね・・・。 その辺はマスターピースなりのアレンジが少しあってもよかったのになと思います。 とはいえ弄ってて非常に満足度の高いアイテムなのでぜひ一度手に取ってみていただければと思います。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP39_SUNSTREAKER-1.html
マスターピース タカラトミー 2017/12/23鼎津
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MPM-4 オプティマスプライム
MPM-4 オプティマスプライム 海外で先に発売となたっため、色々と話題の尽きないMPMオプティマス。 可動はさすがマスターピースを名乗るだけあってよく動きますし、 変形ギミックもリーダークラスのものをベースにより複雑にしたような感じでですが、 一度変形させれば覚えられるようなものなので個人的にはとても気に入っています。 ただ細かい部分や強度的に不安そうな部分もあり、取り扱いに気を使います。 リーダークラスのオプティマスから格段にスタイルもよくなり、見栄えも非常によいアイテムですが そういった不具合が多いため、評価がそちらばかり話題になってしまているのが本当に持ったないアイテムだと思います。 自分の購入したものはそこまで酷くなかったので画像の状態ぐらいのレベルではビークルモードも変形可能でした。 さらにそれに輪をかけて説明書がわかりにくいです。本当に。ありえないぐらい。 このせいでちゃんと変形できない人もいるんじゃないかと思ってしまいます。 あとは海外版からカラーリング変更になっており、全体的にグレーの部分が薄い色合いになってます。 値段を考えればできればすべて銀塗装して欲しかったところですが、できないのであれば もう少し重厚な成型色だとよかったな、と思ったり。 青い部分もなんか明るすぎるしもしますし。 リベンジのリーダーオプティマスの出来が当時では大変高評価で今見ても色あせていませんが、 その次のオプティマスはさらにすごくなっているに違いない、と期待に胸膨らませたものですが 実際にはサークサイドムーンでは一部リデコのみ、その次のロストエイジではデザイン自体変更になり リーダーリベンジオプティマスからの進化を感じるには厳しい仕様になってしまいました。 今回はムービーマスターピースという別カテゴリーでの製品化ではありますが、 「電池ボックスがなかったら」さらにすごくなるのでは!」という当時期待していたものが今回のMPMという感じで 精度やクォリティがキチンとしていれば本当に「傑作」となりえたアイテムだけに残念に思います。 修正が入り重塗装となったものにも期待したいところですが、とても高額なアイテムなだけに それをやられるとちょっと「うーん」と思ってしまう気持ちもありちょっと複雑です・・・。 「最高峰」をうたっているシリーズなら最初から高みを目指したシリーズであって欲しいですね。
タカラトミー ¥11,000 玩具店鼎津
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MPM-02 バンブルビー
MPM-02 バンブルビー マスターピースのムービーライン。 その実態は海外のリーダークラス等の塗装良くして箱を豪華にしたちょっと特殊なシリーズ。 なのでマスターピースコーナーではなく通常のMOVIEラインと一緒に紹介! このバンブルビーは海外では「Battle Ops Bumblebee」という通常ラインとは別な単独の商品。 Battle Ops Bumblebeeは基本的に全身成型色メインで塗装はちょっこと。 MPM02はほぼ全身塗装になっていますが、そのせいで若干弄りづらい部分も見受けられます。 カーモードは非常にまとまっていて良い感じホイールのメッキも見栄えが良いです ただし個体差かもしれませんが、塗膜が厚い箇所があり、うまくパーツが繋がらない箇所があります ロボットモードは肩のキャノン砲が収納できないのが残念ですが、現状では一番劇中に近い造形になっていると思います。 (背面に回すことは出来ますが、綺麗に収納は出来ません) 「他の店では普通に出されているような料理を、皿を豪華にして見た目をよくして値段を上げて高級料理として出された」ような商品。 玩具自体にまったく罪はありません。アルティメットバンブルビーのような別カテゴリーで値段も抑え目で海外のように売ってくれていれば、面白い商品だったと思います。 問題はこれに「マスターピース」の看板をつけたことかなあ。 ロボットモード、ビークルモードとも見た目は悪くありません。 むしろ大きさもあって非常に存在感があり、飾っておくには素晴らしいものです。 残念なのは主に可動。 まず首が回りません。 壊す覚悟で回せば左右45度ほど動かせますが、本来は動かすように設計されていないようです。 無理をすると中のコードが断線してライトギミックが作動しなくなる可能性があります。 右腕は肘を曲げると砲身からクリアの手首がスライドして現れ、肘を伸ばすと連動して中へ収納されます。 それにあわせて肘を伸ばした状態だとビーム発射の待機音がなります。 肩にあるスイッチを押すと発射の効果音がなりますが、押すまで待機音は鳴り続けます。 さらにこのギミックの影響か右腕は外側へ可動しません。昔のガンプラのように前後のみの可動です。 左手首の回転がないのもこのサイズを考えると残念な気がします。 あと肩のキャノン砲は後ろに逃がすことは出来ますが、綺麗に収納は出来ません。 見た目だけはマスターピースで中身は開発コンセプトがまったく違う商品です。 MPM-01のスタースクリームも元は通常のリーダークラスの商品ですが、まだ出来は良かったと思います。 しかしこのバンブルビーはこの出来でスタースクリームより値段が高く、遊び方も限定されてる玩具です。 大きさも通常のリーダークラスと並べると大きくて非常に違和感を感じます。 どうして自社の「マスターピース」というブランド名にここまで泥を塗れるのか不思議でなりません。 玩具自体は胸部の変形や脚部の処理、全体的に劇中に近いロボットモードのデザイン等、いいところも沢山あるのですが「マスターピース」の冠がそれを台無しにしてしまってます。
☆☆ ムービーマスターピース タカラトミー鼎津
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MPM-01 スタースクリーム
マスターピースムービーシリーズ MPM-01 スタースクリーム マスターピースに新ラインが登場! あのムービーキャラがマスターピースとして発売! 第1弾はスタースクリーム! 元は海外版のリーダークラスの商品 塗装を増やしてペイントを劇場版1作目仕様にしたもの ビークルモード 海外版ではリベンジ仕様で全身にタトゥーのペイントがありましたが、こちらは劇場版1作目のデザインになってます ロボットモード ディテールの細かさと追加塗装のおかげで非常に密度の濃いロボットモードになっています。 本来はマスターピースシリーズとして開発された商品ではなく、リーダークラスの商品を仕様を豪華にしてムービー版マスターピースとして国内販売された商品。 リーダークラス版の発売はかなり前から噂されており、商品自体は待ちに待った!といったものですが(待たせすぎた感も^^)、国内版の仕様は賛否が分かれると思います。 個人的にはリベンジ版のタトゥーはくどくて苦手なのでMOVIE1仕様なのは嬉しかったりします。 ただ海外版に比べて値段がかなり高めになってしまったのは残念。 さらに自社ブランドの「マスターピース」の名を自ら価値を下げるかのような今回の販売方法には少々疑問が残ります。 とはいえ文句があるのは販売形態だけで、商品自体はとても素晴らしくまちにまったムービースタスクの決定版といえるモノです。
☆☆☆☆ LEADER ムービーマスターピース タカラトミー鼎津
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MB-03 「メガトロン」
MB-03 「メガトロン」 発売 2017/02/16 価格 5,000円(税抜) 2017年夏公開予定の実写映画第5作『トランスフォーマー/最後の騎士王』に先駆け、 これまでの実写映画商品の中から選ばれたアイテムが一部仕様を変更して「ムービー ザ ベスト」として発売! トランスフォーマーリベンジシリーズの「RD-11 メガトロン」のリカラー。 SFビークルに変形. まさか2017年になって銀色カラーのボイジャーメガトロンが出るとは・・・。 それだけでこの「ムービー ザ ベスト」シリーズの意義があったというものです。 変形は基本的にはガワ変形に近い構成ですが、大きなキャタピラをバキバキと動かす脚部の変形は相変わらず楽しく、 変形の際に右腕を背中からすっと引き出す工程が、 大きなハサミ状の腕を背中から取り出すようなしぐさにも見えて変形の工程も楽しいです。 そしてなによりカラーリング! 全身が銀色メインで塗装された姿は高級感もあり、特別感もあり、 今回のシリーズに相応しいアイテムなのではないかと思います。 ある意味再販的な位置づけでもあるので、中古でも高騰していた「RD-11 メガトロン」を 買い逃していた方にも嬉しいアイテムなのではないでしょうか。 一つ残念なのは股関節のクリックが破損しやすい個体があるようなので扱いに要注意です。 ウチのは見事にクリック受けのパーツが真っ二つに割れました・・・。 商品の仕様自体はいいのに品質の面で損をするのは本当にもったいないと思います。
☆☆☆☆ VOYAGER MOVIE THE BEST タカラトミー鼎津
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MP-17 「サイバトロン戦略家 プロール」
MP-17「サイバトロン戦略家 プロール」 新生マスターピースのカーロボットシリーズ。 カウンタック組に続いて予想通りフェアレディ組がラインナップ。 第一弾はやはりこの人プロールですよね! サイズはボイジャークラスより少し小さいぐらいですが、 変形ギミック、アニメデザインの落とし込み、可動ギミック、全てにおいて コレまでのリメイクアイテムを超えています。 まさに究極、理想のプロール。 子供の頃の自分に教えてあげたい!! カーモードのボディをえぐる様に造形されたライトや、独特な曲線で構成されたボディは 当時の玩具を買ってたものとしては「そう!これだよ!」という感じです。 変形ギミックもランボルらとサイズをあわせる為の工夫が各所に見て取れます。 若干タイトに感じる部分もありますが、撮影用に出してきたバイナルテックを弄った後ではストレスを感じませんでした^^。 年内中にストリークとスモークスクリーンも揃うので楽しみですね。
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-12 「サイバトロン戦士 ランボル」
MP-12「サイバトロン戦士 ランボル」 ぶっちゃけ超合金魂をマネしたような仕様で始まったMP第一弾のコンボイ。 とはいえ個人的にはあの凝った変形パターンや鈍器並の重さ、野暮ったいスタイル等、 いま見ても非常にワクワクする玩具です。 ただその後のMPシリーズは迷走の一途。 高額商品で白マグナス、誰得な河森コレジャナイスク、錆るヒョロい破壊大帝・・・ 客が望む方向とは別にタカラのその時期の技術力を見せ付けるためだけの 自己満足企画に成り下がった感がありました。 さらにロディマスの不具合っぷりや、期待されたコンボイVer.2も濃いファン以外買わない、 恐ろしく高い値段設定と買っている方もどうしていいのかわからない状態・・・。 個人的にはこのランボルでやっと満足のいくMPシリーズになった気がします。 もちろん「マスターピース」と謳うわりにタイヤがプラ製だとか、ほぼプラ製で軽いとか 塗装精度が低い等の意見もありますが、それでも個人的にはこの仕様がベスト。 ダイキャストは無駄に弄りにくくなるだけだし、タイヤは割れるぐらいならプラ製で十分。 塗装も個人的には許容範囲。 手が届きやすい価格設定、弄りやすいサイズ、凝ってはいるが複雑すぎない適度な変形ギミック、 カーモード、ロボットモードともちゃんとランボルしてるし、なにより見栄えが良すぎて飾っていてウットリしてしまう。 サイズがジェネレーションやユナイテッドと合わないのは残念ですが、今後のラインナップに期待したいです。 この仕様でぜひ、マイスターやハウンド、ホイルジャック、サンストリーカ達、他のサイバトロン戦士達もお願いします。 そそて今回、この記事かいててオートボットではなく「サイバトロン」等の和名を書くのも ほとんどこのマスターピースシリーズぐらいしかないんだな、とちょい寂しくなりました。 サイドスワイプ?いいえ、ランボルです。 というかむしろランボル(サイドスワイプ)とかにしちゃってもいい気もしますが・・・。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP12_LAMBOR.html
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-11 「デストロン新破壊大帝 スタースクリーム」
MP-11「デストロン新破壊大帝 スタースクリーム」 2006年のMP-03の悪夢からやっと開放される時がきました。 当時いろんな状況があったにせよ、ユーザーが望むものとまったく逆方向のものを提示してきた姿勢は 批判されてもしょうがないと今でも思います。 MP-03が売れたかどうかは正直よくわかりませんが、ずっとTFを買ってきた自分は買わず、 当時TFを買っていなかった友人が逆に購入していたという例もあるのでなんとも言い難いですね。 それでも今回、改変前の姿で製品化されたということは今後MPシリーズを仕切りなおして展開するにあたり、 MP-03では相応しくないとメーカー側でも判断したということなのでしょう。 製品は基本的にはMP-03からの一部パーツ変更ですが、思っていたより新造部分が多く、 「スタースクリームVer2」とまではいかなくとも「Ver1.5」と呼べるくらいに変更されています。 胸部ロックの甘さ等、MP-03からの不満もそのまま引き継いでしまってますが、 今回、この仕様での製品化はとてもうれしく思います。(最初からそうしろよ!とも思いますが・・・) あとは今後どこまでジェットロン軍団を出してくれるかが気になるところです。 amazon限定でサンストームが予定されていますが、サンダークラッカー、スカイワープはもちろん、 トンガリ3人集もぜひともお願いしたいですね!
☆☆☆☆ マスターピース タカラトミー鼎津
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MP-27 「サイバトロン警備員 アイアンハイド」
MP-27「サイバトロン警備員 アイアンハイド」 ビークルのモチーフがスーパーカーやレースカーのような派手なマシンではないため、 なかなか「実車」を絡めたリメイクでは参戦しづらかったアイアンハイド。 マスターピースではついにオリジナルと同じチェリーバネットに変形するアイアンハイドが発売! まずはこれだけで嬉しいですね。 全体的にしっかりした造りで、変形ギミックもとても凝った仕様ながら 無駄に複雑・・・といったわけでもなく変形させていて楽しいアイテムです。 特にパネルを使った脚部の形状の再現は驚きました。 関節部も動かしやすく、高額商品ながらとても弄りやすかったです。 このバランス感は本当にすごいと思いました。 ただしどうしても気になるのが「腰に付いたビークルのガワ」と「全体的なプロポーションの悪さ」です。 ガワに関しては試作の画像が出回った時から最大の不満点として非難を浴びました。 多少のアレンジや変形を考慮した際のパーツ位置の違いはそこまで気にならないのですが、 今回のアイアンハイドの腰パネルはデザインがシンプルかつ、腰部がシルバーなのに対して ガワパーツが赤いためとても目立ってしまい、どうしても気になってしまいます。 もう少し処理の仕方があるのでは?と思ってしまい、この部分に関しては マスターピースシリーズでこんな「妥協」をしてしまうのか!という風に見えてしまい本当に残念。 加えて、そのガワパーツも一因をかっているプロポーションの悪さ。 途中でも書きましたが、各パーツはどれも素晴らしく、変形のアイデアも秀逸なのですが、 それらが合わさったときになんとも言えない不協和音を生み出しているように見えます。 今後、チェリーバネットに変形するマスターピースアイアンハイドなんて出ないだろうな・・・ という中で、どうしてもこのロボットモードのデザインが自分の中ではアイアンハイドの決定版にならず それゆえに評価が難しくなってしまいます。 ワンボックスカーから変形するロボット玩具のマスターピースシリーズ、としてだけで見るなら クォリティやアイデア、遊びやすさ等々・・・とても素晴らしいと思いますし、その部分は気に入っています。 ただ、「アイアンハイドのマスターピース版」となるとそこにどうしても「思い入れ」の要素が入ってしまうため、 違う視点からの評価が混じってきてしまい、素直に褒められないというジレンマが出てきます・・・。 不満な部分が「もうちょいで何とかできるのでは・・・」と思える箇所ばかりなので、そこだけがとても残念でした。 http://departuretime.fuyu.gs/18_masterpeace/MP27_IRONHIDE-1.html
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MP-29 「デストロン防衛参謀 レーザーウェーブ」
MP-29「デストロン防衛参謀 レーザーウェーブ」 まずはレーザーウェーブという、決して劇中ではメインではないキャラクターが マスターピースとして発売されたことは素直に嬉しいと思います。 ただここ最近のアイテム同様、初見での不安・・・というか、 レーザーウェーブにおいてはインパクトのなさが気になっていました。 そして買って開封したときもそれは同様で、なにかこう淡泊というか、シンプルというか・・・。 「え?これが定価18,000円??」という微妙な気分に。 全体的なスタイルはかなり好みですし、MPメガトロンではボリューム不足だった脚部の問題点を ガンモード本体のパーツを移動させて補う変形ギミックは素直に凄いと思います。 ただなにかチグハグというか・・・ アニメカラーです!と言うにはやはり淡いく薄く感じる色あいにまず違和感を感じます。 しかも成型色まんまのプラの質感で見た目が非常に安っぽい。 せめてもうちょっと濃い色だったらマシだったのかもしれません。 そしてそこまでアニメの設定に拘ろうとする割にアニメのようなバックパックを背負ったデザインにするには 余剰パーツを使って再現しないという・・・。 ライトギミックもガンモード、ロボットモードそれぞれの銃口を光らすためとはいえ、 電池を単四、ボタン電池の2種使うというのはどうなんでしょう。 そして変にアニメ設定に拘りすぎてアイアンハイド同様にディテール、アレンジ控えめのデザインは これまでのMPシリーズと並べると非常に浮いて見えてしまいます。 玩具版再現用のクリアパーツの手は差し替えとはいえ再現できるのは嬉しいですが、 クリアパーツの敬礼用の手はなんで付けたのかよくわかりません・・・。 そもそも敬礼のためだけに手を差し替えるってどうなんでしょう。 MPスタースクリームの手なら差し替えなしでできることです。 最近のMPのギミックではなく安易に差し替えでなにかをやろうとする傾向が個人的にはあまり好きではないので できれば敬礼をさせたかったのならそういう手の構造にしてくれた方がよかったかなと。 とある方が「とても出来のいい昔のオモチャみたいだ」と表現していましたが、悪い意味で自分もそう思います。 せめて色だけでももうちょっとマシだったらよかったのになあ・・・とちょっと残念に思いました。 弄りやすくてスタイルもいい、よくできたアイテムだと思うので そういった少しズレてしまった部分が個人的にはもったいないなと感じました。
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