Catrilobite Museum

カンブリア紀には、三葉虫含め多くの生物が多様化しました。
のちの時代の三葉虫と比べるとシンプルで平坦な種類が多いです。
北アメリカ大陸、中国、モロッコなどで産出します。

カンブリア紀に比べると立体的で独特な三葉虫が増え、三葉虫が最も繁栄したとも言える時代です。
また、オルドビス紀末には当時の海洋生物の85%が絶滅するほどの大量絶滅があり、これを機に三葉虫は衰退へと向かっていきます。主な産地は、モロッコ、ロシアなどです。

デボン紀には、三葉虫は数としては衰退していますが、それを思わせないほどの派手な種類が多く、面白い時代です。
デボン紀にはサメや、アンモナイト類が初めて出現しました。
デボン紀の三葉虫は、モロッコやヨーロッパをはじめ、日本でも産出します。

三葉虫が絶滅した時代です。ペルム期末には海洋生物の96%ほどが絶滅した大量絶滅が発生しました。ただ、三葉虫に関してはペルム紀の中期ごろには絶滅していたようです。石炭紀から唯一残ってきたプロエタス目のみが生息していました。
日本では多くのペルム紀の三葉虫化石が見つかります。
カバー画像が尾部だけというのはちょっとあれなので、いつか他のものに変えたいと思っていますが、部分化石以外は全く手に入りません。

主に自分で採集、クリーニングした日本の化石を展示します。