ばるぼら

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手塚治虫(神)が、創作の女神を紙の上に描いた作品。それを手塚眞(神の子:生物学的な意味で)が映画として再解釈した作品。
ただまぁ、この漫画が発表された頃は「狂気の」「衝撃の」「問題作」だったかもしれないけど、今や少青年誌や深夜アニメででこのレベルの描写はありふれてるわけで。若い人がみても「どっかでみたような展開だな」としか思われないかも。
パンフレットは、でもしかし、原作に思い入れのある人が作ったとみえて、かなり凝った内容。原作マンガの一部をそのまま掲載してるし、映画の脚本を丸ごと載せたりしてる。製本タイプでかなり厚め。

面白いのは、裏表紙にあるように、この映画の英語タイトルは「Tezuka's Barbara」なのに、監督の名前の表記は「Tezka」。これはあくまで「治虫」の作ったミューズだよ、ということなのか。

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