ブログ01. ガンズ'17 ジャパンツアーの奇跡

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(ついに終了してしまった...)
新旧織り交ぜたハイブリットメンバーによる2017年型 Guns N' Roses のジャパンツアーが1月21日京セラドーム大阪公演を皮切りに29日埼玉スーパーアリーナまで4箇所5公演が行われました。

"Not In This Lifetime..." Tour
"生涯起こり得ない" はずだったツアー。

SNSをやる方であれば全国の強力なガナーによる数々のブログにふれる機会が多くあると思いますのでここでは初日大阪の夜の出来事を報告するに留めたいと思います。

〜 フラッグのできるまで 〜
ガンズファンというのは不憫なもので、これまでニュース的には何もない状況でも、今ガンズのこの曲を聴いてるよ!のツイートに「いいね」を付け合い、その小さな喜びを共有し、自然と仲間を増やしつつ楽しくやっていたんですよね。そこへ今回のツアーの発表です。もう舞い上がり、何かをやらねばという気持ちになって。ある人物がフラッグをつくりたいと、皆んなで全公演を持ち回り応援しよう、となったのが12月2日のこと。この時点で既に私にはアイデアがあって、それはあの増田勇一先生が1998年のMUSICLIFE誌の記事に使われたコピーライトに "Welcome Back To The Jungle" というのがあったんですね。これが私には完全にツボでして、ことあるごとにこの文句を増田さんに浴びせ続けようやく相互フォローを勝ち得たというのもあったりで。そこに今回私がTwitter上で「"Japangle" は既出ですか?」とツイートしたのがはじまり。自分の記事にでも使おうと温めてた言葉だったんですが、フラッグの話があがってきたこともあって "Welcome Back To The Japangle" と増田先生の承諾もないまま自分のコピーライトとドッキングさせて提案したところ採用して頂きました。これだけで私には満足で有難かったです。(増田先生には事後報告致しましたが既にご存知でした。)SNS上ではフラッグの大きさは? フェンスにどう留める? デザインは何パターンも提案して頂き、各公演日のフラッグ持ち込み担当は? 等など、仲間でたくさんアイデアを持ち寄り完成したものが写真の成果物。ど迫力の力作が完成しました。またそのデザインを使ったステッカーを製作して下さるメンバーもいたりで全員の力の結集がこのフラッグとなりました。

〜 2017ツアー初日・大阪ナイト 〜
この日、私は地元 大阪というこでこのツアー唯一VIPスタンディングをアップグレード昇華させてしかも"A"という極悪チケを入手していました。フラッグ特殊掲示係第1課第一班は私を含む3名で担当。最前列を確保して他のお客様にもお手伝い頂いて意気揚々と掲示しました。OAのベビメタちゃん開演前に早速ガンズオフィシャルフォトグラファー(Katarina Benzovaさん)の目に止まり「GUNS N ROSES」コールしている姿が公式動画となり瞬時に拡散され、それを知った私たちは天にも昇るような気持ちで開演を待っていると...。まさかの日本側セキュリティからフラッグ撤収命令が出てしまいました。聞くところによるとバンド側からの要請でやむを得ないとの事。多少食い下がりはしましたが下手に揉めて次回以降のフラッグの掲示に影響してはいけないと大人しく片付けました...。
初日のフラッグ掲示に失敗し少しモヤモヤした気持ちを抑えながらのベビメタちゃん鑑賞...。
そしてモニターによるCGでのガンズの煽りで狂気、そして怒涛のオープニング...(詳細は優良ブログ参照のこと)。このままライブは中盤へと差し掛かった頃でしょうか。ガンズマネージメントスタッフであるFernado(Lebeis)の奥様が日本人スタッフに携帯の画像を見せながらどうもフラッグがないことに対して説明を求めている様子。そのことに気づいた私達は「Here!!」ここにあるよ、と。ここで日本人スタッフを通訳に介し奥様との会話。大筋は「バンドがこのフラッグを欲しがっている。プレゼントしてもらっていい?」と。私は「でもこのフラッグは明日の神戸、横浜、埼玉へと持ち込み、最終日にバンドへプレゼントしたい」と伝えました。ところが日本人スタッフは明日以降もこれを掲示することは容認できないためバンドへプレゼントしてはどうかと言います。数秒悩み、仲間の顔を確認し、頷いてくれる人もあったりでその場でバンドへプレゼントすることにしました。初日でフラッグが手元からなくなる事態と、それでもバンドがこのフラッグを気に入ってくれた事実に最低限の目標は達成できたのかなと自分を納得させながら気を取り直してライブに集中することに。この間、"This I Love" "Civil War"あたりだったそうですが私は記憶喪失しています。その後、スラッシュのギターソロが始まった頃、またFernado奥様がやってきました。携帯を手に画面を私達に見せてくれます。そこには何と、フラッグのど真ん中にアクセルの直筆サインが---っ!! そしてFernado本人がフラッグを返してくれ「アクセルがサインを入れてくれたよ。もうこのフラッグは認められたんだ。」という内容をジェスチャーで伝えてくれました。アクセルはバックステージでライブ中にも関わらず私達のフラッグにサインを入れてくれたのです。(画像参照。)私達のフラッグが全国を渡ることを公式に(アクセル直々に!!)許されることになったのです。これが初日、大阪ナイト・フラッグの奇跡の一部始終です。なお、フラッグの仲間達はこの日フラッグの近くにいることができなくてもTwitterでガンズ公式に向けて状況改善を求める等影で尽力してくれていたことを後に知ることになりました。

〜 アクセルがMCで 〜
"Knockin' On Heven's Door" アウトロあたりでなんとアクセルが「Japangle」、「Welcome Back To The Japangle」とフラッグのコピーを読み上げてくれました。これは私個人にとって物凄い出来事、奇跡。自分の考えたコピーをライブ中に読み上げてくれるなんて!! この出来過ぎなストーリーを誰が予想できたでしょうか。YouTubeやブー⚪︎⚪︎ッグ等で聴けますのでご興味のある方は是非。

〜 P.S 〜
後日、横浜公演の翌日、帰りの新幹線車内からバンドとクルーにライブの感謝と次の埼玉ラウンドに向けてのメッセージをツイートしたものをガンズ公式がファボ&リツイートしてくれました。(画像参照。)これも地味に奇跡の続きです。

以上が大阪で起こったフラッグの奇跡の全容です。この奇跡がよくぞ初日で起きてくれたなと思います。このフラッグは公演を重ねるごとに知名度があげながら神戸、横浜、埼玉へと無事に渡り、私は最終日もこのフラッグのもとで歓声をおくることができました。

#GunsNRoses #GnFnR

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