ALMOST BLUE / ELVIS COSTELLO AND THE ATTRACTIONS(紙ジャケCD)

0

ケリー•バレルの名盤「ミッドナイト•ブルー」のジャケットを模したコステロの6作目はジャズではなく全編カントリーのカバーアルバム。
前作の不発も受け鬱状態となったコステロが、ならばいっそブルーなアルバムを作ろうという展開となり、ソングライティングからも一旦距離を置く意味で、当時惹かれていたカントリーソングのカバーアルバムを作ることになりました。
本番ナッシュヴィルに出向き、カントリーのベテランプロデューサーであるビリー•シェリルを迎え、ハンク•ウィリアムスやドン•ギブソンらのカバーを歌っていますが、選曲にあたってはロレッタ•リンやバーズ、グラム•パーソンズらの影響も大きかったと思われます。

演奏はいつものジ・アトラクションズに加え、デビューアルバムにも参加していたドゥービー•ブラザーズのジョン•マカフィーがギターとペダルスティールギターを随所で披露しています。

オリジナル盤には「注意、このアルバムはカントリー&ウエスタンが含まれています。了見の狭い人は拒否反応をおこすかもしれません」と書かれたステッカーが貼られていましたが、ファンの反応は予想以上に好評で、全英7位のヒットとなりました。

https://youtu.be/Xwytd1JUTW0?si=ArtN-QxvCdSvEuqj

Default