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あやしい夜をまって / 井上陽水(紙ジャケCD)
井上陽水9枚目のアルバム。 井上陽水の80年代も中島みゆき同様に試行錯誤の時代です。 ここからヒットシングル「ジェラシー」が生まれたものの、アルバムのアレンジは星勝のほか、安田裕美、矢野誠、鈴木茂、川島裕二の計5名。作詞でも松本隆、阿木燿子、友部正人を起用し、まさに試行錯誤。 中島みゆきが新しいスタイルを見つけるのに時間がかかったのに対し、井上陽水は比較的短期間で新しい引き出しを見つけていきます。 https://youtu.be/v-gFPE0RVQY?si=AAr39KVuPKRvYfq4
紙ジャケットCD い 2500円 2001年12月 1981年犬がミケの一族
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TECHNODELIC / YMO(紙ジャケCD)
80年代に入り、YMOを取り巻く状況も変化していきます。 テクノサウンドも珍しいものではなくなり、イモ欽トリオの「ハイスクール•ララバイ」を手がけたことなどもあり、YMOのやろうとしていたことがかなり民衆に受け入れられてきていました。 そうなると「次は何をすべきか?」と考えるのが必然で、この混沌としたカオスが否応なしに本作を色付けていますし、その反動が次作「浮気なぼくら」にも大きな影響を与えたと思います。 ちなみに前作はデジタルレコーディングされていましたが、今作はアナログレコーディングに戻されており、ジャケットアートワークも2種類存在します。 本作は個人的にあまり思い入れがなく、1回目の紙ジャケ盤はスルーしたのですが、やはり気になり2003年発売の2回目の紙ジャケ 盤を購入しました。私はCDしか持っていませんが、アナログ盤も聴いてみたい一枚です。 https://youtu.be/tTrlRXRnzho?si=t6uMvF6TBicLac_m
紙ジャケットCD い 2310円 2003年1月 1981年犬がミケの一族
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ALMOST BLUE / ELVIS COSTELLO AND THE ATTRACTIONS(紙ジャケCD)
ケリー•バレルの名盤「ミッドナイト•ブルー」のジャケットを模したコステロの6作目はジャズではなく全編カントリーのカバーアルバム。 前作の不発も受け鬱状態となったコステロが、ならばいっそブルーなアルバムを作ろうという展開となり、ソングライティングからも一旦距離を置く意味で、当時惹かれていたカントリーソングのカバーアルバムを作ることになりました。 本番ナッシュヴィルに出向き、カントリーのベテランプロデューサーであるビリー•シェリルを迎え、ハンク•ウィリアムスやドン•ギブソンらのカバーを歌っていますが、選曲にあたってはロレッタ•リンやバーズ、グラム•パーソンズらの影響も大きかったと思われます。 演奏はいつものジ・アトラクションズに加え、デビューアルバムにも参加していたドゥービー•ブラザーズのジョン•マカフィーがギターとペダルスティールギターを随所で披露しています。 オリジナル盤には「注意、このアルバムはカントリー&ウエスタンが含まれています。了見の狭い人は拒否反応をおこすかもしれません」と書かれたステッカーが貼られていましたが、ファンの反応は予想以上に好評で、全英7位のヒットとなりました。 https://youtu.be/Xwytd1JUTW0?si=ArtN-QxvCdSvEuqj
紙ジャケットCD E 2520円 DISC UNION 2003年9月犬がミケの一族
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TRUST / ELVIS COSTELLO AND THE ATTRACTIONS(紙ジャケCD)
産みの苦しみからドラッグに溺れてしまったコステロの5thアルバム。 シングルカットした曲もチャート上位とはならず低迷することとなった一枚。 しかしこの低迷がのちのコステロの転機となります。 https://youtu.be/aCGlI--LM5E?si=WBkjKQ-4ogeFUxJF
紙ジャケットCD E 2520円 DISC UNION 2003年9月犬がミケの一族
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TIME / ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA(紙ジャケCD)
アルバム「ディスカバリー」とサントラ「ザナドゥ」のヒットから盛り上がる中で発売されたELOの8作目。 アルバム「エルドラド」の時から組んでいたストリングス指揮者のルイス•クラークを解雇し、サウンドはシンセを中心とし、完全にジェフ•リンが主導し、ほぼソロプロジェクトのような状態になります。 アルバムコンセプトはタイトルのとおり「時」、主人公が1981年から2095年にタイプトリップしたという設定のもと、ほどんどの曲の歌詞で「time」という言葉が繰り返し使われ、「ivory towers」「plastic flowers」「There’s nothing that is in between」などの印象的な言葉も複数の曲で使われています。 当初は2枚組の構想で制作が進められましたが、ジェットレコードからの強い要望で1枚ものとなり、やむなく削った曲は本作のボーナストラックとして聴くことができますが、歌詞カードを見ると確かに物語としてアルバムの途中に入っていただろうというストーリーが見えます。 結果、アルバムもツアーもアメリカでは成功とならず、長く続いた人気に翳りも見えてくることになりました。 これが80年代の始まりであり、多くのバンドに光や影が差し込むことになった時代ですね。 日本では特に「トワイライト」がヒットし、CMソングやテーマソングで使われたり、2005年にはフジ系ドラマ「電車男」の主題歌としてもヒットしました。 https://youtu.be/nNQSzsql3d0?si=mM5i0VG0wTXceqNv
紙ジャケットCD E 1890円 DISC UNION 2006年9月犬がミケの一族
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LC / THE DURUTTI COLUMN(紙ジャケCD)
ザ•ドゥルッティ•コラムの2ndアルバム。 1stが尖った漆黒のアルバムだとすると、この2ndはパステルカラーの鮮やかなアルバム。 ジョイ•ディヴィジョンを手がけていたプロデューサー、マーティン•ハネットが外れ、ヴィニ•ライリー自身がプロデュースしていることと、のちの盟友となるブルース•ミッチェルとほぼ二人で制作していること、そしていくつか歌ものが加わったことが鮮やかな印象を与えているのだと思います。 当時はディスクユニオンでまとめ買いすると、この2ndアルバムがデザインされた収納ボックスが付録になっていました。 https://youtu.be/TPzyg8KLog4?si=RJBpDgQiwmw1E9Ki
紙ジャケットCD D 2835円 DISC UNION 2011年9月犬がミケの一族
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MADE IN AMERICA / CARPENTERS(紙ジャケCD)
カーペンターズのデビュー30周年で発売された紙ジャケCDボックスセットから二人の9thアルバム。 リチャードの療養中、カレンのソロアルバムが計画されますが頓挫します。 結果、仕切り直しでこのアルバムが発売され、カレンにとって生前最後のアルバムとなりました。 https://youtu.be/7N32bjoyNOw?si=Rl6RNWzt3YkJTw-E
紙ジャケットCD C 28032円 1998年12月 1981年犬がミケの一族
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THE WAY OUT 出口なし / THE BEATNIKS
YMOの高橋幸宏とムーンライダーズの鈴木慶一からなるユニット、ザ•ビートニクスのデビューシングル。 高橋幸宏が体調を崩すまで、不定期ながら活動は継続しました。 作詞は高橋、鈴木のほか、ピーター•バラカンも参加しています。 こちらは売れなかったこともあり、なかなか見かけない一枚。アルバムは時折り見かけるものの、シングルは初めて見つけました。 https://youtu.be/OJzllr2bqNw?si=-XNf1u6XfTliAsxO
EP ひ 330円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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愛の嵐(バラ肉のタンゴ) / スネークマン•ショー
当時2枚だけ発売されたスネークマン•ショーのシングル。 そのうちの一枚がこちら。 音楽プロデューサーであり、コント作家でもあった桑原茂一と、英語が堪能な小林克也が意気投合し、映画『アメリカン•グラフィティ』においてオールディーズソングの合間をDJとして繋ぐウルフマン•ジャックに魅せられ、再現しようとはじまったのがスネークマン•ショーでした。 当時まだ役者としての活躍はなく、『宇宙戦艦ヤマト』のデスラー役で少しずつ声優としての認知度が上がっていた伊武雅之(のちの伊武雅刀)もメンバーに加え、ラジオから人気が広がりましたが、YMOとのコラボアルバムで更に人気が高まり、スネークマン•ショー単体でのレコードも発売されるようになります。 基本、コント集のようなLPの方を買う人が多かったと思うので、ドーナツ盤は初めて見かけて即ゲット。 家出かけていたら息子に「これ何?」つて聞かれてしまいました。笑。 ちなみにプロモ限定で「これなんですか」というシングルも存在します。 この頃私は中学生。当時、ウォークマン聴きながら笑ってる人は、大概スネークマン•ショーを聴いてたと思います。あとは鶴光あたりですかね? https://youtu.be/-SeOYFzwBMM?si=kbBLSx7OasL3PiqL
EP す 330円 ブックオフ 2023年10月犬がミケの一族
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THE BEST OF ROBERTA FLACK / ROBERTA FLACK
LP R 218円 ブックオフ 2023年9月犬がミケの一族
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PRIVATE EYES / DRYL HALL & JOHN OATES(紙ジャケCD)
セルフプロデュースによるホール&オーツの10作目。 ロックとソウルと80年代という時代背景が見事にマッチしたことで生まれた名盤です。 前作での初セルフプロデュースで自身のスタイルを確立し、本作でそれが確信になったのでは? 他のソウルミュージックとは一線を画しつつ、他のロックとも一線を画しています。 ドラムの軽さが気になりますが、これもまた80年代ならではです。 https://youtu.be/ccenFp_3kq8
紙ジャケットCD D 2100円 2002年4月 1981年犬がミケの一族
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SOMEWHERE IN ENGLAND / GEORGE HARRISON
330円で見つけた米オリジナル盤。 シュリンクもう少しちゃんと貼れなかったのかなとツッコミたくなります。 レコード会社からの差し替え要請とジョンの死が重なり、結果的にジョンへの追悼曲が追加されたことで久々のヒットとなった作品です。 https://youtu.be/eNL40ql4CYk
LP G 330円 ブックオフ 2023年6月犬がミケの一族
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YOU WANT IT, YOU GOT IT / BRYAN ADAMS(紙ジャケCD)
ブライアン•アダムスの2ndアルバムの紙ジャケ化。 レコードも持っていますが、帯を含め素晴らしい再現度です。 帯にも書かれていますが、当時1stアルバムは日本発売されておらず、2ndアルバムが日本でのデビューアルバムとなりました。 よくある話ですね。 https://youtu.be/QTqxoHv2Y1A
紙ジャケットCD B 2800円 DISC UNION 2012年9月犬がミケの一族
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BLUE / RCサクセション(紙ジャケCD)
RCの6作目。 不遇の時代に書き溜めた曲やレコード化されていなかったライブレパートリーを一枚にまとめたもので、いかにもストーンズな内容になっています。 モノクロのジャケットなんですが、なんとも言えない青さを感じます。 https://youtu.be/t7Ew0s0cG7g
紙ジャケットCD あ 2625円 2002年10月 1981年犬がミケの一族
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EPLP / RCサクセション(紙ジャケCD)
当時、アルバム収録されていないシングルが多かったことから発売されたRC初のベストアルバム。 「トランジスタ•ラジオ」と「たとえばこんなラブソング」以外の8曲はこれまでアルバム未収録だったので、実質オリジナルアルバムに近い位置付けの作品です。 https://youtu.be/HEkWqvM6tQ8
紙ジャケットCD あ 2625円 2002年10月 1981年犬がミケの一族