★(BLACK STAR) / DAVID BOWIE

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星になった男、デヴィッド•ボウイの遺作。

ソロアーティストのラストアルバムには死を迎え入れた作品と、突如として死が訪れてしまったものがあります。
知り得る限りとして、ジョージ•ハリスン、ボブ•マーリー、ウォーレン•ジヴォン、坂本龍一などが前者にあたり、本作もデヴィッド•ボウイが残り少ない日々をファンのために費やし作り上げた「死と対峙する最期のアルバム」です。
活動後期のアグレッシブな作品と比較するとどうしても暗い印象を受けますし、「これが最後」と思ってしまうと思い入れが先立ち、客観的には聴けないアルバムですが、彼がこれまでの年月を費やし生み出してきた作品群のラストとして考えれば、未練こそあれ、このアナログ盤の素晴らしいアートワークも含め、大勢のファンが大往生と思える力作になっていると思います。
最期は誰にでも訪れますが、その存在を死後も語り継がれる方は多くはありません。
デヴィッド•ボウイは明らかに「語り継がれるべきアーティスト」だと思います。

自身の69歳の誕生日に本作は発売され、その2日後にデヴィッド•ボウイは永眠されました。

https://youtu.be/y-JqH1M4Ya8

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