LONDON CALLING / THE CLASH(紙ジャケCD)

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クラッシュ人気が一気に覚醒した傑作3rdアルバム。
プレスリーのデビューアルバムをオマージュしたジャケットがあまりにも有名です。
撮影は女性写真家のペニー・スミス。1979年9月21日にニューヨークのパラディウムで行なわれたライヴ中にベースギターを叩き壊しているポール•シムノンを写したもので、撮影当時ペニーはポールの振りかざしたベースにぶつかるのを恐れて遠目から撮影したため写真がややボヤけてしまいボツ作品と考えたそうですが、ジョー・ストラマーが気に入り採用されたとのこと。
今ではパンクを、そしてロックを語る上では欠かせない代表格となるアートワークになっています。
また、内容的にもパンクの枠にとどまらず、スカやレゲエ、ロカビリー、ポップスの要素も取り込むことで一枚のレコードには収まらない内容となりましたが、本作をより買い求めやすい形にしたいと考えたメンバーは、12インチのシングルをアルバムのおまけとして無料で封入することができるかとレコード会社に問い合わせ、経営陣の同意を得ることで、イギリスでは、まんまと2枚組アルバムを1枚もののアルバム価格で発売することに成功しました。
こういったところにもクラッシュの反体制主義、リスナー重視の姿勢を垣間見ることができます。

https://youtu.be/EfK-WX2pa8c

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