あ•り•が•と•う / 中島みゆき

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才能あるアーティストのほとんどは、アルバム3枚分ほどで才能は枯れると言われていますが、中島みゆきの場合、3枚目から開花しました。
初のオリコン1位となるシングル「わかれうた」発売前夜、物語性の高い10曲が収められています。
先録りされていたトラックも、今回からアレンジャーとの共同作業で進められるようになり、吉野金次の手腕も見事に発揮されています。
ゲストミュージシャンとしてはキーボードに坂本龍一、ベースに吉田健などがクレジットされ、ようやくやりたかった音楽がカタチになった一枚。
アルバムもオリコン6位を記録し、救いようのないネガティヴさが代名詞となっていきます。

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