AXIA / 斉藤由貴

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アイドルのデビュー曲がいかに重要か、30年以上経った今ならはっきりわかる。
斉藤由貴の「卒業」はまさに成功パターン。松本隆×筒美京平という鉄板コンビと「スケバン刑事」のドラマスタート2ヶ月前というデビュータイミングは文句なしの必勝シナリオで、以後の活躍は現在に至ります。
ちなみに松本隆×筒美京平のコンビ作は本アルバムで「卒業」「青春」の2曲、次のアルバムで「初戀」「情熱」と二文字熟語タイトルで統一されているのも特徴的。
その他、玉置浩二作の「白い炎」の出会いは、のちの「めぞん一刻」主題歌「悲しみよこんにちは」につながりますし、当時作詞家として台頭し始めた銀色夏生作詞作曲のタイトル曲「AXIA」もカセットテープのCMソングとしてヘビロテされていた名曲です。

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