瀧尾神社

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平成28年11月25日 奉拝

主祭神
 大国主命
 弁財天
 毘沙門天

創建年代は不詳だが、平安末期に書かれた「源平盛衰記」には「武鶏ノ社」と言う記述がある事から、この頃には存在していたと考えられる。
しかし、応仁の乱によって焼失し、吉坂に移って多景の社と改称して鎮座していた。
天正14年(1586)10月に豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立したことに伴って、現在地に遷座した。
その後、宝永年間に江戸幕府の命令によって改築され、社号も多景の社から現在の瀧尾神社と改称した。

拝殿の天井には江戸時代後期の彫物師である九山新太郎が制作した全長8mの龍の木彫り像が飾られている。
この龍の木彫り像があまりにも精密に作られていたために住民の間で「夜になると龍が動き出して水を飲みに行く」と言う噂が立ったために、神社は龍が逃げ出さない様に金網を敷いた。(現在は金網はない)

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