ブリティッシュ・サウンド まだまだ続く(いい加減にしろ!)
初版 2023/07/31 21:32
しつこい様ですが、またまた我が家のオーディオに新しい仲間が入りました。
イギリスEMI社の1960年代初期の2wayスピーカーユニット!
20cmのフルレンジと8cmのツィーターです。
ネットワークではなく、コンデンサー1個での配線になっています。
かなりの年代ものですがコーンをはじめ全体的に綺麗です。
このユニットの前にリリースしたのがEMIの名作と言われているDSL529の様です。
DSL529と言えば元々はDECCAの電蓄システムの最高峰「デコラ」のスピーカーシステムとして組み込まれていました(ターンテーブル部分はCOLLAROです)。
その後単体のスピーカーとして発売され、アビーロード・スタジオのモニタースピーカーとして採用され一躍有名になりました。
ビートルズもDSL529で自分たちのレコーディングした音をチェックしていたという話です。
その次にリリースされたこのスピーカーはEMIにしては珍しく楕円ではなくラウンドタイプのフルレンジです。
手頃な箱がなかったのでいつも聴いているセレッションのウーファーを仮住まい箱へ引っ越しさせ、その箱に取り付け。
早速試聴。
ドルフィーのラスト・デイトを聴いてみた。
いつものセレッションに比べ、レンジは若干狭いように感じますが、1音1音が綺麗です。
そしてウェットな音色です。
色気のある音というのでしょうか。
次はストリングスを聴いてみました。
しっとり・まったりしているのに音の粒は緻密できめ細やか、これぞアナログといった感じです。
素晴らしいの一言!
この沼はいつまで続くのか…。
おやすみなさい。zzz…