我家的良音質盤格付
初版 2023/06/05 11:07
音が良い…。
オリジナル盤やそれに近いものだったり、
高音質のリマスター盤だったり、
再生機器との相性だったり、
部屋の環境だったり、
好き嫌いだったりetc…
と色んな条件がありますが,
自分的に最近の我が家のオーディオ環境と個人的な好みで「この音すごい!」と思った盤に順位を付けてみた。
(曲や演奏などの内容には関係なく音質だけに絞ってみた。「キレイ」な音というだけではなく、あくまでも「好み」の音で選んでみた)
第5位
The Beatles / Sgt. Peppar's Lonely Hearts Club Band モノラル イギリス初盤 1967年
ビートルズのアルバムでは比較的聴かない部類に入るが、音はすこぶる良い。
特にビートルズ4人の演奏以外(オーケストラやブラス、ストリングスなど)の音が良い。
ジョージ・マーティンとポールのなせる技か?
「Please Please Me」の新鮮でエネルギッシュな音と迷ったが今回はこちらでした。
第4位
ちあきなおみ / 喝采 ステレオ 日本初盤 1972年
この頃の日本の歌謡曲はとにかく音が良い。
特に女性ヴォーカルは最高に良い。
その中でも群を抜いて良いのがこの「喝采」。
艶やかでしっとりしていて滑らかで色気がダダ漏れなのである。
マイクがいいのか?
第3位
Ocean Colour Scene / Moseley Shoals ステレオ イギリス初盤 1996年
CD全盛期の中では特筆すべきアナログ的高音質盤。
今でこそよくリマスター盤で「45回転2枚組」というものが発売されるが、当時のオリジナル盤からそれをやっていたこだわりが嬉しすぎる。
スティーブのギターの音も良いが、オスカーのドラムの音がとてつもなくカッコ良すぎる(CDと全然違う)。
次作の「Marchin' Already」とB面集の「B Side, Seaside & Freerides」(リコ・ロドリゲスのトロンボーの音に痺れる!)も同じく45回転2枚組で、内容・音質とも最高。
第2位
Eric Dolphy / At The Five Spot Volume 1 モノラル アメリカ2版盤 1965年(初盤は1961年)
初盤は高額すぎて手がでない。
が、これはこれでとてつもない音なのです。
かのルディ・ヴァン・ゲルダーがポータブル機器でライブ録音し、この盤を含め3枚に分けて発売されていますが、どれも爆音です。
特にモノラル盤は音のまとまりが良く5人が叩き出す音に飲み込まれます。
うちのオーディオはこのレコードをより良く聴こえるようあれこれセッティングしていると言っても過言ではありません。
第1位
Bobby Timmons / Soul Time モノラル イギリス初盤 1960年
USオリジナル盤は聞いたことがないので比べることはできませんが、とてつもない鮮烈な音です。
文句なしダントツの1位です。
翌年同じくリヴァーサイドからリリースされたTimmonsの「Easy Does It」のUSオリジナル・モノラル盤を持っていますが、それを軽々超える音質です。
ティモンズのピアノの音も素晴らしいですが、何よりサム・ジョーンズのベースの音がすごいのなんのって。
リヴァーサイドでこんな音作れるんだと心底感心しました。
UK盤なのでうちのオーディオと相性がいいのかも…?
これ以外にも色々挙げたいのがあって迷ったのですが今現在の私的ランキングでした。
おしまい。