【手彫証券印紙】第五次発行1銭黒色:プレーティングのための特徴図について

初版 2023/07/02 11:47

改訂 2023/10/01 09:46

このLabジャーナルでも紹介している手彫証券印紙第五次発行1銭黒色の定常変種(エラー、版欠陥、微小なfly-speckなど)の情報を整理することにより、シート上のポジションを確定する、いわゆるプレーティングの手助けとなるような特徴図を作ってみました。

この特徴図を使うと、単片でもある程度のポジション同定が可能になります。私もこの特徴図を使って手持ちのマテリアルの整理を進めていますが、従前に比べて飛躍的に作業効率が向上しています。お手元に第五次発行1銭黒色をお持ちの方は、ぜひこの特徴図を使ってポジション同定にチャレンジいただき、使い勝手などの感想、コメントをお寄せくださいませ。

現時点では空白になっているポジションについても、引き続きfly-speckの捜索を行うと共に、文様や文字の特徴を手掛かりとしてポジション確定が可能なように情報を追記し、最終的にはこの特徴図さえあれば全てのポジションが(版の区別を含めて)可能となるように仕上げたく思っています。

[最終更新2023/10/1: Plate IIの特徴図を改訂(Pos.10の定常変種を追加)]

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unechan

子供の頃から細々と続けてきた切手収集。長年のブランクを経て10年ほど前から再開し、日本切手クラシカル、ドイツインフラなどを収集。併せて手彫証券印紙の収集を始め、現在はこちらがコレクションのメインになっています。郵趣に加えて音楽(ジャズ)、釣り、鉱石収集、昆虫採集(蛾類)など趣味多数にて家族には迷惑をかけております…

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