なんだか怪しいオドントチレ (ズリコヴァスピス)

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 オドントチレ・ハウスマンニ(現在の呼び名はズリコヴァスピス)として手に入れました。
オドンチレのような、そうでないような。頬棘が長すぎます。ただし、顆粒状のツブツブがあるものは、頬棘が長いタイプもいるようです。
 あまりにも頬棘が長いので、一瞬ムラキビナ?とも思いましたが、長い尾棘が無いので違いますね。
複眼は一応確認出来ますし、全てが模造品ではないと思いますが、コンポジットかどうかも判断が難しいです。ちなみにUVライトを照射して接着跡は確認しました。
 母岩はサンドブラストを使用しているので、オールドコレクションに見られるクギとトンカチで剖出したものではないですし、フライングフニッシュ仕上げのため母岩にモルタル等で作ったレプリカを貼り付けたものでもないと思います。
 頬棘が長いけど、腹部が細いので違和感を感じます。もしかして、頭部、腹部、尾部の3個体のコンポジットか、腹部だけ質感が悪いので腹部だけ作られた標本かも知れません。

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