'36 Auto Union Type C

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第二次世界大戦前の'31年から'39年まで現在のFIAに当たるAIACRはヨーロッパに於けるグランプリシリーズを開催していました。同時期の'32年にドイツの自動車メーカー、ホルヒ・アウディ・ヴァンダラー・DKWの4社が結成した新会社アウトウニオンは自社のPRを兼ねてグランプリシリーズへの参加を決意。当時ダイムラーベンツを辞めていたフェルディナント・ポルシェ博士にレーシングモデルの設計を依頼します。博士は当時温めていたV16エンジン案をこのレーシングモデルに応用し、誕生したのが、アウトウニオンPヴァーゲンです。'34年にType A、'35年にType B、'36年にType Cへと引き継がれ、この年にドライバーのベルント・ローゼンマイヤーが獲得することになります。

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