交通公社の時刻表 1966年 2月号

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交通公社の時刻表 1966年 2月号
時刻表沼にハマると、どこまでさかのぼればコレクション欲を満たすことができるんでしょうか。これは修行だろうかと。
この時刻表を落札して、これは悟りが必要ではと思うようになりましたw

さて、昭和41年2月の時刻表を入手してしまいました。表紙の情報は大糸線信濃四ツ谷付近を走る「準急第一白馬号」とのこと。信濃四ツ谷とは現:白馬駅ですね。

そのほか、冒頭の検索地図には新幹線用の見開きページがありますが、これは従来の地図に新幹線が反映されていないための「苦肉の策」とも言えるかと。

そして、グラビアでは、国鉄がすすめていた輸送力増強策の「複線化」工事の様子が。写真は東北本線松島付近。

スキー列車も花盛りで、上越線の「上越銀嶺」シリーズ。そのバリエーションは、上越平日銀嶺号、上越休日銀嶺号、上越土曜銀嶺号、上越金曜銀嶺号、上越週末銀嶺号、上越ナイター銀嶺と。乗車日を列車名に記載することで誤乗や発券ミスを防いだんでしょうね。版を組んだ編集の方は大変だっただろうなとw
その他の座席指定のスキー特別列車のページがありました。交通公社専売のツアー列車だったようですが、設定されているエリアが後のシュプール号と瓜二つなものですから、シュプール号の発想もここから来たのかなと思ったりするわけです。

最後に、常磐線の水戸寒梅号。上野〜水戸間に設定された臨時列車ですが、途中駅「公園下」は現在の偕楽園仮乗降駅の旧名ですね。時代を感じます。

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