ドイツ高速新線開業にともなうダイヤ改正など　European Rail Timetable 日本語解説版　2016年冬ダイヤ号

European Rail Timetable 日本語解説版　2016年冬ダイヤ号

2015年12月ダイヤ改正を収録した時刻表です。以下記事は、What'sNewThisMonthを元に、注目の内容をピックアップしました。

・ドイツ　デュイスブルク〜ドルトムントにある信号所火災の影響が2016年3月まで残る可能性がある件が記事に。また、同じドイツで、エアフルト〜ライプツィヒ/ハレの高速新線が開業しました（地図内の赤線部分）。この開業でフランクフルト〜ベルリンのICEについて、エアフルト・ハレのみ停車で4時間切りの到達となります。※フランクフルト〜ベルリンのICEは、フルダ、ブラウンシュバイク経由は別に運行されています。

・オーストリア　建設中だったウィーン中央駅（地図ではHBFの記載）が開業。それに伴い、西駅からの国際列車、優等列車の殆どが中央駅経由に変更となりました。この流れでレイルジェット、ICの多くはウィーン空港発着となりました。

・スイス　ここ直近数年間で最も重要な輸送サービスの再構築をダイヤ改正で実現したとのこと。その一部として、従来の月〜金の頻繁運転が土曜日にも延長されること、チューリヒ中央駅地下ホーム開業にともないチューリヒ経由のICなど国内列車の停車パターンの変更が発生しました。

・ポーランド　一部区間でTLKサービスがIC変更に事実上格上げされたダイヤで運行され始めました。TLKとはポーランド語の頭文字ですが、ICのひとつ下のランクとなる列車種別。ICの運行を保管する形で国内各地で運転されている列車です。乗車したことはありませんが、サービスレベルは低いようで、倦厭される列車みたいですね。

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