ケイ素でできた温泉卵

初版 2020/07/23 21:15

改訂 2024/01/10 11:39

飛騨山脈の一角、富山県の立山カルデラに所在する熱水泉『新湯しんゆ』より産まれ出でた球状のオパールです。

内部を拡大すると核となった砂粒がそのまま封じられていることが分かります。

このように見事な球形を成しているため "魚卵状珪石" "ぶりこ石" などと呼ばれているのですが、どうも中心核のせいで両生類の卵にしか見えません。

https://muuseo.com/tezzarite/items/80

立山の魚卵状珪石/オパール | MUUSEO(ミューゼオ)

https://muuseo.com/tezzarite/items/80

テッツァライト

子供の頃から石ッコで原石派です。無闇矢鱈に買い増やすより、質や結晶形をしっかり吟味し慎重にコレクションするよう心掛けています。

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