2023.02.19 Red Hot Chili Peppers

初版 2023/02/21 20:18

レッチリのライブは2000年の武道館公演以来、実に23年ぶり!

肉眼でメンバーの表情が確認できるほどの良席に恵まれ、気持ちいい音とパワーとグルーヴを浴びまくってきました!

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事前情報ではグッズ売り場が大変なことになってるとのことだったので、開演3時間前に東京ドームに到着。グッズ行列に並びましたが、列の長さはKISSやVan Halenの時と同じくらいで、わりと流れてて意外にも1時間程度で購入完了。とはいえ、すでに売り切れの商品も多数だった中で、残った選択肢からTシャツとリトグラフ(ポスター)を調達。

Red Hot Chili Peppers (Japan Tour 2023)

https://muuseo.com/tanudon81/items/28

いしー

Red Hot Chili Peppers リトグラフ

https://muuseo.com/tanudon81/items/29

いしー

事前に告知されていた手荷物の持ち込み制限やボディチェックも確かにあったものの大げさなものではなく、会場にもスンナリ入れました。アーティスト先行で購入した席はアリーナB14ブロック。ちょうど5万円のプラチナ席のほぼ真横でステージがかなり近い!


ビール飲みながらのんびり待つこと約1時間半、ようやく開演!!

SEが流れる中、まずはChad Smith、Flea、John Fruscianteの3人がステージに登場。やっぱりJohnには一際大きな声援が飛んでました。そしておもむろに3人でジャムを始め…始まったのは「Can’t Stop」!会場大爆発!!Anthony Kiedisが登場、歌い始めると会場全体が揺れるほどの歓声!ドームが一体化すると本当に大迫力です!!

そこからは新旧織り交ぜた怒涛のセットリスト。John復帰で溢れまくった創作意欲から生まれた昨年のアルバム2枚、計34曲もの新曲のうち、この日はそこから計7曲が披露されました。おなじみのナンバーも新曲も違和感なくフィットしていて良い流れで演奏されました。

23年前と今回、奇しくもどちらもJohn Fruscianteが復帰したタイミングでの来日公演を見たことになるわけですが、2000年の時はいわばウォームアップギグみたいな位置づけだったのに対し今回は世界各地を回ってきてからの練度の極まったライブだったこともあってか、23年前と同じかあるいはさらに上回ってるんじゃないかとも思えるバンドの体力もパフォーマンスレベルもとにかく凄かった。還暦なのに!

Anthonyは昔より歌が上手くなってるしガタイはいいし元気だし、Fleaも相変わらず飛び回りながらすんごいベース弾きまくりだし、最年長のChadのドラムも衰え知らずのパワー!

そしてやっぱりギターはJohn Fruscianteじゃないと。この人の独特すぎる音世界はヤバい。バンドもオーディエンスもみんなジョンの復帰を喜んでいる、会場全体、ライブ全体にわたってそんなジョン愛が溢れていたようにも感じられました。

あとはFleaがMCで日本の人や文化への感謝を述べてたのにもグッとくるものが。いわく「朝食に和食をいただいたんだけど、それが何なのかさっぱりわからないモノが小鉢で色々でてきて、でも食ってみたらめちゃくちゃ美味しくて。ロバの肛門とか魚の肝とかかもしれないのにめっちゃ美味くて。そんな異世界にいるってのが感じられて最高だよ。最高に神秘的で美しいよ。」と。

でも相変わらずのわけわからんふざけたMCも健在で「科学者たちに研究させた結果、全宇宙の歴史上もっとも遅い曲と認定された曲」とか言って始めたのが超絶爆裂スラップベースで始まる爆速ナンバー「Nobody Wired Like Me」だったり。

そんなこの日のライブのハイライトを挙げるとしたら終盤に披露された「Californication」、本編最後の「Black Summer」と「By The Way」、そしてアンコールの2曲。特に「Under The Bridge」ではスマホのライトでドームが美しくライトアップされ、これを含む最後の3曲では観客もドームを揺るがす大合唱!!ステージを後にするメンバーも嬉しそうでした。

2時間足らずの演奏時間ながら中身が濃密で本当に凄いライブでした。行けて本当によかった!

そして週末にはこの日収録されたものがWOWOWで放映されるのでめちゃくちゃ楽しみです!!

(2023.02.21 記)

Red Hot Chili Peppers

World Tour 2023 Live In Japan

2023年2月19日(日)

東京ドーム

Setlist:

1. Intro Jam

2. Can't Stop

3. The Zephyr Song

4. Here Ever After

5. Snow (Hey Oh)

6. Eddie

7. Suck My Kiss

8. Reach Out

9. Soul To Squeeze

10. Nobody Wierd Like Me

11. These Are The Ways

12. Tippa My Tongue

13. Californication

14. Carry Me Home

15. Black Summer

16. By The Way

(encore)

17. Under The Bridge

18. Give It Away

さんじのちち。ロックマおたくなサラリーマン。にわかラグビーファン脱皮中。

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