2023.11.04 THE WORLD TOUR (Part 2: Def Leppard)

初版 2024/02/19 22:02

改訂 2024/02/21 09:04

後攻のDef Leppardの演奏を待つ間、なんとスクリーン上には開始までの時間表示がされていました。刻一刻と再開時間が近づいていき、時計表示が最後はカウントダウンに変わりいよいよスタート!

オープニングは現状の最新作「Diamond Star Halos」からの「Take What You Want」。こういう場なのでノスタルジーに浸れる懐メロ大会になりがちかと思いきや、いきなり新曲をぶつけてくるあたり現役バンドとしての意地を感じました!

「Do you wanna get rocked?」との問いかけから2曲目の「Let's Get Rocked」が始まると、ここからは怒涛のベストヒット構成に。ゴテゴテとしたオブジェやら天井から吊り下がった2本のコーラスマイクなどで派手なつくりだったMötley Crüeのステージと比べてDef Leppardの方はスッキリとシンプルなステージです。Rick Allenのドラムキットが載るドラムライザーの全面と背後の巨大スクリーンを連携させた映像とレーザー光線で曲のイメージを膨らますような演出で、より演奏で勝負している印象。Phil Collen、Vivian Campbell、Rick "Sav" Savageの3人による分厚いコーラスワークに支えられてJoe Elliotも伸び伸び歌ってました。そして彼らの曲も多くがコール&レスポンスできるのでめっちゃ盛り上がる!

途中、アコースティックアレンジされた2曲を挟んで後半戦も「Rocket」「Hysteria」「Pour Some Sugar On Me」などお馴染みのヒットナンバーを畳みかけるように連発。その中でも「Bringin’ On The Heartbreak」から「Switch625」へのアルバム通りの流れ、二人のギタリストによるツイン・リードギターがカッコよかった!

そして最後はアンセム「Rock Of Ages」からの「Photograph」で大団円!

Joeからいつもの「Until next time...and there will be a next time!」、そして「サヨナラ!」で締め。

ダブルヘッドライナーということで、まるでフェスのように両バンドともほぼ定刻通りに開演、約90分の持ち時間でアンコールもなし、でした。なんだかすっかり大人ロッカーたちになっていてとっても健全な感じがしてしまいました。みんな歳とれば心も身体も丸くなるんですね。両バンドともステージを後にしたときにスクリーン上にちゃんと「YOKOHAMA」の文字があったのも嬉しかったです。

今のご時世、大物バンドの来日公演を実現させるのは色々と難しい面がありそうですが、今回はウドー音楽事務所とクリエイティブマンがタッグを組んでこの2日間のイベントを実現させてくれました。チケット代は高かったけどホント楽しかった!!感謝しかありません!!

THE WORLD TOUR (Def Leppard)
2023年11月4日(土)
Kアリーナ横浜

Setlist:
1. Take What You Want
2. Let's Get Rocked
3. Animal
4. Foolin'
5. Armageddon It
6. Kick
7. Love Bites
8. Promises
9. This Guitar [semi-acoustic]
10. When Love And Hate Collide [semi-acoustic / electric]
11. Rocket
12. Bringin' On The Heartbreak
13. Switch625
14. Hysteria
15. Pour Some Sugar On Me
16. Rock Of Ages
17. Photograph

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いしー

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いしー

さんじのちち。ロックマおたくなサラリーマン。にわかラグビーファン脱皮中。

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