藤安将平作 小刀

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福島市在住の現代刀匠・藤安将平師の作品。

「い津者利のなき世な利せば」
(いつはりのなき世なりせば)と、古文書などに使われている「くずし字」で彫ってある。

古今和歌集に詠み人知らずで

「いつはりのなき世なりせばいかばかり
人の言の葉うれしからまし」

(ウソのない世の中だったら、どんなに人の〔あなたの〕言葉はうれしいものでしょうねぇ… うそつき。)

という歌があるようだが、藤安師がなぜ、どのような意味を込めてこの歌を彫ったのかはわからない。

職場の机の引き出しの中に置いている。

これで物を切った事は無いが、刃渡りが10cm前後の小刀とはいえ藤安将平の刀なんだから切れ味は間違いない…はず。

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