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- 1F THE BEATLES LP
- THE BEATLES White album 50周年
THE BEATLES White album 50周年
この前買ったWhitealbumリミックスLP。
賛否ありますが、個人的には好きです。
さてbeatlesのリマスターやらリミックスはCDとLPでは結構音が違うのが厄介です。SGT peppers含めたリミックス盤LPは、何故かメーカーインフォには記載がないけど、ハーフスピードマスタリングです。高音質でおなじみモービル盤と同じ手法ですね。
さて、針を落とします。
過去の日本盤に馴染んでいると、ええっ!っとマスオさんみたくなります。Beatlesってモータウンサウンドに憧れてたので、初期の頃からベースがブンブン鳴ったり音圧が高めだったりします。なので、こちらも低音がズンズンきます。
そういえば、ポールが影響受けたベーシストってのが、そのザモータウンなジェームス・ジェマーソンとペットサウンズなブライアンウィルソン。でも、ペットサウンズでベースを弾いているのは、キャロルケイなんですね。更に言うと、モータウンの楽曲の大半をジェマーソンじゃなくて実はキャロルケイが弾いていたそうな!なんとっ!
話を戻して、このLP何が凄いって、楽器の特徴が良く分かるのです。この曲ってリッケンバッカーじゃなくジャズベだったのね〜!と分かるほどのレベルです。この頃頻繁に使われていたベースⅥの音も良く分かります。個人的にはジョンが弾くエピフォンカジノの生音に感動。
それと、やはりポールのヤクザ的なベースサウンドですね。特にMy guitar gentry〜、ジョージとクラプトンによる泣のギターより目立っちゃってます。
自分の曲なのに、度々ポールパイセンにリードギターを弾かれちゃう弟分のジョージ。今回は、弾かれないよう、クラプトン拉致作戦を敢行?
クラプトンの車でロンドンに移動中のこと。今からアビイロード でセッションしない?とジョージ。beatlesのレコーディングなんて恐れ多いと断るクラプトン。beatlesの曲じゃなくて、俺の曲だから弾けるだろ!と。。。 でも、ギター持って来てないからと拒否。数ヶ月前に君から貰ったレスポール(ルーシー)があるから大丈夫とな。。。兄貴分にここまで言われ、断れなくなったクラプトンは渋々引き受けたそうな。
そんなやり取りをポールパイセンは知らないのか、その時のクラプトンの事を『協調性もあり謙虚でいい感じだった』ですって。そりゃそうだ、
結果、ポールパイセンのリードギターは阻止できたけど、クラプトンに刺激されゴリゴリなベースだけでは無く、ピアノまで弾かれちゃったのです。こんな、ポールパイセンのいじめ?はラストアルバムまで続くのであります。